ETロボコンと学生の成長

今日の記事は、ETロボコン Advent Calendar 2014 – Adventar の20日目のエントリーです。

ということで、いつもと少し違った内容ですが、おつきあいください。

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【ETロボコンと学生の成長】

さて、2014年度のETロボコン関係のイベントもすべて終わり、今年1年を振り返ってみたのですが、やはり毎年感じるのは、このコンテストに参加した学生の成長です。

思い起こせば今から6年前、ひょんなきっかけから始まったETロボコンですが、その活動がこれほどまでに学生たちにとって意義あるものになるとは当時まったく思い至りませんでした。

そのきっかけの詳細は、また機会があれば紹介したいと思いますが、とにかく「ロボット」と縁もゆかりもないIT分野の学生と私が「ETロボコン」に取り組むことになったわけです。

そこで、私が考え出した運営方法は「学生の主体性を重視した運営に徹する」です。

と書くとカッコよく見えますが、実態は「私の実力不足」です。

そもそも私自身「組み込み」に関する知識・技術・経験は全くありません。

そのような状況で、いちいち私が学習して、それを学生たちに伝えるようなことをしていては埒があきません。

そこで、学生たちと次の2点をルールとして取り決めました。

1.学生達は、わからないことはすべて自分達で調べて解決する。

2.教員(私)は、学生たちのモチベーションを維持向上できるように環境を整備する。

つまり、「教員(私)は教えない」です。

実態は「教えられない」ということですが、まぁそこは横に置いておいてください。(^_^;)

しかし、これが見事成功するんですね。

とにかく、「教えない(教えられない)私」は次の活動で学生たちを支援していきました。

  • 学生たちがやりたい時間だけやらせて、とことん付き添っていく
  • 本番に近いコースの準備、電池の調達といった環境整備に徹する
  • 他チームや技術を知っている人と交流できる機会を積極的に設ける
  • 飲み会を開催する(もちろん、成年のみです。未成年チームとは食事会です)

このうち、6年間やってきて一番大事だなと思うのは、最初に書いた「学生たちがやりたい時間だけやらせて、とことん付き添っていく」です。

当たり前の話ですが、高校野球で甲子園に出てくるチームの監督が、練習を17時に終わらせたり、グラウンドに足を運ばずにほったらかしにしたりはしません。

教えなくても、環境を準備し、見守っていることが大事なんだと思います。

それだけで、学生はどんどん自己成長していきます。

このやり方でずっとやってきました。

ですので、新たにETロボコンを始めるチームは、前年度のチームのノウハウは継承せずに一からUMLやコードを書いていきます。

そうして、日々成長する学生を見守る楽しみは、まさに教師冥利につきるの一言です。

【神戸電子におけるETロボコンの歴史】

ということで、最後に神戸電子の学生がETロボコンで残してきた足跡をご覧いただくことにしたいと思います。

初めて取り組んだ2008年度は、まさか両チームとも全国大会に出場できるレベルまで成長するとは本当に想定外でした。(^_^;)

みんなが本当に生き生きとした表情でETロボコンを楽しんでいます。

さぁ、このブログを読んでいるあなた。

2015年度のETロボコンにチャレンジしてみませんか?

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・2008年度
ETロボコンに初めて取り組んだ2008年度ですが、この年の成功がその後の活動の運命を決定したといっても、決して過言ではありません。

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・2009年度
ETロボコン2年目もさらっと全国大会に出場することができました。(実際には、そんなに簡単なことではありません。)

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・2010年度
2010年度は、競技部門ではワン・ツー・フィニッシュを決めましたが、弱点である「モデル部門」で総合成績を上げることができませんでした。

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・2011年度
2011年度は、前年度全国大会に出場できなかったチームがリベンジに燃え再結成しました。

その結果、電子くんチームは関西地区大会で競技部門で1位となり、さらに、苦手なモデル部門についても、モデル担当班の頑張りにより地区大会で2位という好成績を収めることができました。

この結果、電子くんチームは関西大会で総合2位となり、全国大会へコマを進めることができました。

しかしながら、満を持して臨んだ全国大会のですが、得意の競技部門で大きなミスが起こってしまい、残念ながら総合では26位という結果となりました。

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・2012年度
そうして迎えたETロボコン2012ですが、この大会では走行帯の挙動が芳しくなく、競技部門では8位にとどまりました。しかしながら、モデル部門では「IPA賞」を受賞し、この年も電子くんは表彰台に上がることができました。

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・2013年度
残念ながら、2013年度は応募チームがなく、ETロボコンの活動はいったん休憩状態となりました。

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・2014年度
眠りから覚めて1年ぶりのETロボコンとなりましたが、ライバルたちの走りに負けず、最終的には競技部門で1位という結果を残すことができました。

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さぁ、年が明けるとETロボコン2015がスタートです。

今年活動する学生達にも大いに期待したいと思います。

 

スマートデバイスGP決勝大会で3位入賞!

スマートデバイスGPの決勝大会が12月13日(土)に東京で開催され、神戸電子専門学校からは伊藤くん・田中くんチームと村井くんの2組が出場しました。

全国から集まった学生たちとの激戦を勝ち抜き、伊藤くん・田中くんチームは3位に入賞しました。

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また、村井くんもマシンが不調となり、改めて組みなおすトラブルに見舞われながらもなんとか間に合わせて無事完走させることができました。

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これで、2014年度のロボコン関係の活動は終了となりますが、今年も神戸電子の学生たちは大きな成果を上げることができました。

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そして、来年は優勝目指して頑張るようです。

その結果をここで報告できたらうれしいですね。

なお、機会があれば今回の動画なども紹介していきます。

お楽しみに。

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スマートデバイスGPの全国大会に行ってきます

さて、今年の神戸電子のロボコン活動はETロボコンで終わらずに、「スマートデバイスGP」というロボコンにも参加しています。

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スマートデバイスGP

https://careeful.com/public/pc/contest/S006/

この「スマートデバイスGP」とは、大学生(大学院も含む)、短大生、高専生、専門学校生といった学生を対象とした「組込みシステム」分野における技術を競うコンテストで、ETロボコンの競技部門のみといったコンテストです。

このコンテストに、今年ETロボコン2014の関西地区大会に出場した伊藤くんと田中くんの1年生コンビがチームを組み参戦し、また新たに2年生の村井くんが単独で参戦しました。

伊藤、田中、村井

10月から大阪大会、福岡大会、名古屋大会、東京大会と各地方大会が開催され、神戸電子の2チームは見事全国大会への出場を果たしました。

全国大会は、12月13日(土)に東京で開催されますが、そこに向けて連日遅くまで最後の調整に励んでいます。

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ETロボコン2014の関西地区大会では競技部門1位となった実力を今回も発揮してもらいたいですね

 

【速報】ETロボコン2014 関西地区大会の競技部門で優勝しました!

9月14日(日)に開催されましたETロボコン2014関西地区大会において、神戸電子の学生チームである「電子くん」がデベロッパー部門プライマリークラスの競技部門で優勝しました。

総合部門でも4位となりましたが、残念ながら全国大会出場はなりませんでした。
しかし、2008年の初参加以来、神戸電子専門学校の名前を必ず記録に残すという偉業は今年も続けることができました。

今後、このブログで学生たちの活躍を写真やビデオで紹介していきますので、楽しみにしておいてください。

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アウトコースほぼ攻略

6月26日に開発に取り組んで1か月ほど経ちましたが、PID制御もほぼマスターした電子くんは、ルックアップゲートのダブルにも成功しました。

最後のガレージインはもう少し調整が必要ですが、今年の電子くんもなかなかやってくれそうです。

PID制御に成功!

さて、実際に走りはじめて約1週間。

この間、すごい集中力と持久力でPID制御に取り組んできました。

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そして、早くもPID制御を実装した滑らかなライントレースでの走行に成功しました。

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ゴール後のパフォーマンスもなかなかの役者ぶりです。

是非最後までご覧ください。

スピードはまだまだですが、しっかりと「電子くん」のDNAを引き継いだ感じがします。

この調子で、難所もどんどん後略していきましょう。

【おまけ】
メンバーのIくんが、5月27日からスタートした「アイドルマスターキャンペーン」のアイマスデザインラベル「生茶」全12種をその日の朝からコンビニを梯子してゲットしたようです。

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このガッツがやはり大事ですね。(^^ゞ

初めてのコース攻略!

神戸電子でのETロボコン2014がスタートして10日あまり。

NXTも各自が1台ずつ組み立てなおし、NXT OSEKのインストールもトライ&エラーしながらなんとかできたようです。

そして、提供されたサンプルプログラムをインストールし、いよいよ実際に走らせるフレーズへと進んできました。

ルックアープゲート

ジャイロセンサーのオフセット値や白色の光センサーの値、黒色の光センサーの値を調整しながら、なんとかラインとレースができるようになりました。

そして、そうなるとやってみたくなるのがレースです。

2台並べて走らせるのは、本当に面白いんですよね。

ということで、リーダーのNくんVS1年生のIくんによるレースがスタート!!

なかなかいい感じで走っていましたが、ビデオの最後のほうでは思わぬハプニングが!!

まぁ、これはこれで楽しかったりするわけです。

さぁ、次はなめらかなライントレース目指して、PID制御をマスターしましょう!

 

コース・走行体の準備完了!

さて、1年ぶりのETロボコン参戦ということで、やることが山ほどあります。

まずは、ロボコン部屋を整理して、コースを設置するためのスペースを確保しなければなりません。

コース設置用のスペースを確保

机を並べてから、スタイロフォームを敷き詰めていきます。

スタイロフォームを敷きます

そして、コースを広げてみました。ただし、2012年度のコースですが。(^_^;)

2012年度のコース

コースの準備が完了したので、学生たちは走行体の再組立てにはいりました。

昨年1年間ほったらかしていたこともあり、一度ばらして最初から組み立てなおすことにしました。

走行体を組み立てなおします組み立て始めてから2時間。

完成まではもう少しですが、今日はこれまで。

さぁ、明日からいよいよ走行開始です。

神戸電子のETロボコン2014がスタート!

本来のブログに久々の投稿です。

前回が2013年7月26日の「レゴマインドストームEV3体験会を開催しました」ですから、なんと9か月ぶりですか。
サボりまくりですね。(^_^;)

さて、このブログに投稿を再開することができたということは。。。

そうです!神戸電子のチームが1年ぶりにETロボコンに参戦するのです!

昨年度はメンバーが集まらず、残念ながら不参加だったわけですが、今年度はなんと6人の若武者たちが神戸電子の伝統を守るべく立ち上がってくれました。

電子くん2014のメンバー6人

ただ、1年生と2年生という本当に若いメンバーですので知らないことも多く、全員が一から勉強していくわけですので、なかなかハードルは高いものがあります。

しかし、写真の通り、やる気はみなぎっています。

大会までの4ヶ月で、きっと彼らは何かをやり遂げてくれるでしょう。

いざ復活!頑張れ!電子くん!!

 

レゴマインドストームEV3体験会を開催しました

2013年9月に発売される『教育版レゴ® マインドストーム®EV3』の体験会を株式会社アフレルさんの主催により開催しました。

当日は11名の方にお集まりいただき、皆さん時間を忘れしそうに取り組んでいただきました。

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そして、お約束の「ぶつからないEV3」です。

参加者の皆さん、お疲れ様でした。
このような機会があれば、是非またご参加ください。