大ヒット上映中の『舟を編む』映画音楽を録音協力:神戸電子サウンドスタジオ

学校からのお知らせ

2013.05.10

メール用 新メイン
(C)2013「舟を編む」製作委員会

話題の大ヒット映画『舟を編む』は、2012年本屋大賞に輝いた三浦しをんの小説を、『ハラがコレなんで』『川の底からこんにちは』などで知られる石井裕也監督が実写映画化した作品です。ある出版社でお荷物扱いされている編集部が、気の遠くなるような歳月をかけて二十数万語が収録された新しい辞書作りに挑む「文系スポ根ドラマ」とも言える、笑いと感動のストーリーです。

実はこの映画の音楽のほとんどは、神戸電子のサウンドスタジオで録音しています。

 

人気急上昇中の関西の作曲家、渡邊崇氏の音楽を昨年秋に5日間かけて収録。石井監督をはじめ、プロデューサーも立会いのもと、東京で活躍されているベテランのエンジニア片倉麻美子氏や、本校サウンドクリエイト学科の卒業生 豊浦雄介氏が録音を担当。レコーダーを操作するアシスタントには、本校サウンドテクニック学科の二年生 工藤優さんが活躍しました。もちろん映画のエンドロールにも名前が出ています。

Fune_Blog_B_683px
Fune_Blog_C_683px

自分が録音ボタンを押した作品が全国で上映される…そんな貴重な体験ができた工藤さんは、この春卒業し、現在は東京の音響会社で活躍しています。

映画『舟を編む』は、今まさに全国公開中。
ご興味をお持ちの方はぜひ劇場へ足をお運びください。

映画『舟を編む』
舟を編むB1ポスター
(C)2013「舟を編む」製作委員会

<ストーリー>
出版社・玄武書房に勤める馬締光也(まじめみつや)(まじめ・みつや)は、営業部で変わり者として持て余されていたが、言葉に対する天才的なセンスを見出され、辞書編集部に異動になる。新しい辞書「大渡海(だいとかい)」――見出し語は24万語。完成まで15年。編集方針は「今を生きる辞書」。個性派ぞろいの辞書編集部の中で、馬締は辞書編纂の世界に没頭する。そんなある日、出会った運命の女性、香具矢。しかし言葉のプロでありながら、馬締は彼女に気持ちを伝えるにふさわしい言葉がみつからない。
問題が山積みの辞書編集部。果たして「大渡海」は完成するのか? 馬締の思いは伝わるのだろうか?

<キャスト>
松田龍平 宮﨑あおい
オダギリジョー 黒木華 渡辺美佐子 池脇千鶴 鶴見辰吾
宇野祥平 又吉直樹(ピース)波岡一喜 森岡龍 斎藤嘉樹 / 麻生久美子
伊佐山ひろ子 八千草薫 小林薫 加藤剛

原作:「舟を編む」三浦しをん(光文社刊)  脚本:渡辺謙作
監督:石井裕也
製作:「舟を編む」製作委員会
製作プロダクション:リトルモア フィルムメイカーズ 特別協力:株式会社三省堂 三省堂印刷株式会社
配給:松竹 アスミック・エース

関連リンク

映画『舟を編む』オリジナル・サウンドトラックも好評発売中

映画『舟を編む』公式サイト

SHARE
  • LINE
  • Facebook
  • X
  • Youtube