【業界セミナーレポート】『妖怪ウォッチ』、『イナズマイレブン』、『レイトン教授』シリーズなどを手がけるレベルファイブによる、ゲーム業界セミナー開催!

学校からのお知らせ

2014.11.22

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あの「妖怪ウォッチ」を手がけたレベルファイブ・日野氏が来校!
自身も驚くほどの大ヒット、その秘密をじっくり語る!

2014/10/18(土)、ソニックホールでゲームソフト業界セミナーが開催され、株式会社レベルファイブ代表取締役社長/CEO 日野 晃博氏がお越しくださいました。

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世界累計出荷1,550万本を記録した「レイトン教授」シリーズなど、幅広いユーザーに向けた温かみのあるゲームづくりが同社の特徴です。「イナズマイレブン」「ダンボール戦機」シリーズなどに続き、ゲーム、アニメ、映画など複数のメディアに展開するクロスメディア戦略によって今年爆発的な大ヒット作となった「妖怪ウォッチ」は、日本ゲーム大賞2014で年間作品部門大賞を受賞しました。

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セミナーでは「『妖怪ウォッチ』ヒットの秘密!」 と題して、企画のきっかけや制作の裏側などをじっくりとお話しいただきました。

「妖怪ウォッチ」はシリーズを合計すると約380万本以上(2014/10/18時点)の売り上げ数で、関連の映画や攻略本などあらゆる分野で軒並み1位を獲得した「20年に一度のヒットコンテンツ」といわれています。日野氏自身も「ある程度のヒットは想定していたが、予想をはるかに越えた結果が出た」そうです。

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現代の小学生が感情移入できる、徹底的なリサーチによる主人公設定や場面設定。クロスメディア戦略がいつにもまして格別の効果を生んだこと。こうした要因がヒットの裏側にあると日野氏は分析します。「小学生に5,000円のゲームを買ってもらうのは並大抵じゃない。だから、その前にもっと安く楽しめるコミックやおもちゃなどを簡単に手に入るところに置いたり、無料で楽しめるTVアニメでファンになってもらってからゲーム購入につなげました」。

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求める人材像は「精神力の強い人」。「現代っ子のハートはガラスみたい。ちょっと怒られただけでめげてしまう人はやっぱり困ります」と語る日野氏。みんなが憧れるレベルファイブ社の社長から直接語られた、採用に関する貴重な話。学生が最も聞きたかったことでもあり、ひと言も逃すまいと必死でメモを取っていました。

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セミナー終了後は、高校生を含む多くの学生が楽屋を訪れ、熱心な質疑応答が繰り広げられました。
それぞれの質問に対し、日野氏から丁寧でわかりやすい回答をもらった学生たちは感動しきり。今後の作品制作に対するモチベーションと向上心も大幅に高まったことでしょう。

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同社よりプログラマーとして内定をいただいた在校生、エンターテインメントソフト学科3年の中西さん(左)、前田さん(右)も日野氏へご挨拶。

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帰宅したくないくらい楽しかったプログラムの仕事。
努力して、この楽しい世界に入ってきてください!

株式会社レベルファイブ
代表取締役社長/CEO
日野 晃博氏

私は小学生でプログラムに触れ、夢だったゲームプログラマーになりました。どうしてもこの世界に入りたかったんです。若い頃は、もう仕事が楽しくて楽しくて、会社から家に帰りたくなかった。家に帰ったら、「早く明日にならないかなあ」とわくわくして眠りにつく毎日でした(笑)。それほど楽しかったんです。今でもその楽しさは変わりません。だから皆さんも、この楽しい世界にぜひ入ってきてほしい。もちろん相当の努力が必要ですが、それだけ努力する価値のある仕事です。

「温かみのあるゲーム、夢のあるゲームをつくる」というのがレベルファイブのコンセプトです。強い精神力と、チームプレイができるしっかりとした人間力のある学生さんと一緒にそんなゲームをつくっていけたら楽しいでしょうね。神戸電子から入社してもらった卒業生はみな即戦力のある優れた人材です。これらからも大変期待しています。

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『妖怪ウォッチ2 元祖/本家/真打』©LEVEL-5 Inc. ©2014 LEVEL-5 Inc.

関連ページ

株式会社レベルファイブ公式サイト
『妖怪ウォッチ2 元祖/本家/真打』公式サイト

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