【業界セミナーレポート】楽しくわかる!キャラクターデザインの企画・制作セミナー【グラフィックデザイン学科】

2015.05.24

1_033

キャラクターデザインとTシャツデザイン、それぞれのプロが語る
仕事のやり方、こだわり、プロとして仕事を続けていく秘訣とは?
2015/3/28(土)ドームホールでグラフィクデザイン業界セミナーが開催され、アニメ・ゲーム・映画・音楽などのデザインTシャツを手がける株式会社マーズ・シックスティーンの代表取締役社長・北山友之氏とイラストレーター・キャラクターデザイナーとして活躍中のJUNBOw氏がお越しくださいました。

1_001

お二人の仕事内容のお話を通じて、
学生たちは幅広い世界をかいま見ることが
イラストを描いたり、それをデザインしていくという意味では、一見似ているようにも見えるお二人の仕事ですが、その実態は全然違うものだそうです。例えば、JUNBOw氏が液晶ペンタブレットを使ってイラストを描くのに対し、北山氏は全てマウスでポイントしながら描いていくという手法。ゼロからまったく新しいキャラクターを生み出すJUNBOw氏と、すでに確立されているキャラクターやアニメの世界観をTシャツのデザインに落とし込んでいく北山氏の、それぞれの仕事の進め方やこだわりについてもお話しいただきました。学生たちは幅広い世界をかいま見ることができたようです。

1_026

仕事を続けるにはコミュニケーション能力がなによりも大切
お二人なりのコミュニケーションの秘訣も伝授
また、「プロとして仕事を続けていくには、コミュニケーション能力が何よりも大切」というのが、お二人共通の意見。「違う業界の人と話をしたり、いろんなところへ出かけることで、知識も人脈もふえていく」(JUNBOw氏)、「ネガティブなことは言わない。誰でも楽しい人と一緒に仕事をしたいはずだから」(北山氏)と、コミュニケーションの秘訣も伝授してくださいました。

1_077

「自分はスゴイ奴」その勘違いが可能性を生む。
自信を持ってガンガン突き進んでほしい。

株式会社マーズ・シックスティーン
代表取締役社長
北山 友之氏(写真:左側)

ゼ ロから新しいものを生み出すJUNBOw氏の発想は、さすがクリエイティブで勉強になりました。学生に伝えたいのは、「私なんて」と思わず、自信を持って ガンガンに突き進んでほしいということです。私は学生時代からいつも「自分はスゴイ奴だ」と思って、いろんなことに取り組んでいました。結果、うまくいか ないことも往々にしてありましたが、「自分はスゴイ」という勘違いが、天職と思える仕事を手にすることにつながっていった気がします。人間、どこで才能が 開花するかなんてわかりません。「自分が一番!」という感覚で、楽しみながらいろんな物事に取り組み、可能性を広げていってください。

 

持っている知識が作品に反映される。
いろんなことにチャレンジして自分の肥やしにしよう。

キャラクターデザイナー
JUNBOw氏(写真:右側)

今回、初めて北山氏とご一緒させていただき、自分とは違う仕事のやり方に目からウロコでした。セミナーでも話しましたが、いろんな人と会って話をしたり、いろんな経験をすることで、知識はどんどんふえていきます。作品づくりは、自分の持っている知識をミックスさせて新しいものを生み出す作業。知識はあればあるほど、作品の幅が広がります。学生時代に学んだことも、そのときは全然関係ないように思えても、自分のデザイン、生き方に必ず反映されるので、どんなことでも経験しておくべきです。チャレンジしないまま終わるより、チャレンジして後悔するほうが確実に学びにつながるはずです。

 

【関連ページ】
・株式会社マーズ・シックスティーン
・JUNBOw氏オフィシャルサイト
・グラフィックデザイン学科
・オープンキャンパス&体験入学

SHARE
  • LINE
  • Facebook
  • X
  • Youtube