太山寺中学校トライやる・ウイークの受け入れ~国際交流、アニメ・サウンド・建築の授業補助を体験~

神戸情報大学院大学

2016.11.21

海外からの留学生に英語でプレゼンテーション【神戸情報大学院大学にて】

海外からの留学生に英語でプレゼンテーション【神戸情報大学院大学にて】

神戸電子専門学校および併設校の神戸情報大学院大学において、
太山寺中学校の2年生10名を受け入れました。

2016/11/7(月)~11/11(金)の5日間、太山寺中学校からトライやる・ウイークを受け入れました。
「トライやる・ウイーク」とは、兵庫県下の中学生2年生が地域での1週間の職場体験をして「生きる力」を育むことを目的に実施するプログラムです。
今回初めて、神戸電子専門学校および併設校の神戸情報大学院大学において、太山寺中学校の2年生10名を受け入れました。
初日は、神戸電子専門学校の校舎見学からスタートし、特徴的な実習室を中心に案内しました。

神戸電子専門学校北野館屋上のテラスにて

神戸電子専門学校北野館屋上のテラスにて

有名映画のサウンドトラックの収録も行われる「レコーディングスタジオ」

有名映画のサウンドトラックの収録も行われる「レコーディングスタジオ」

本格的なコンサートから演劇公演などにも使用される300名収容可能な「ソニックホール」

本格的なコンサートから演劇公演などにも使用される300名収容可能な「ソニックホール」

神戸電子専門学校では、サウンド、アニメ、建築、
日本語学科における教員の授業補助業務を体験

神戸電子専門学校では、サウンド、アニメ、建築、日本語学科における教員の授業補助業務として、録画機材の準備や建築CGのチェック、動画撮影、日本語教材の作成、日本語を学ぶ留学生との交流などを体験。さらに、最終日の発表資料を作成するため「パワーポイント講習」も受講してもらいました。

デジタルアニメ学科での教員補助業務に関する説明

デジタルアニメ学科での教員補助業務に関する説明

建築インテリアデザイン学科での学生課題の建築CGをチェック

建築インテリアデザイン学科での学生課題の建築CGをチェック

日本語学科での教材作成

日本語学科での教材作成

日本語を学ぶ留学生との交流

日本語を学ぶ留学生との交流

発表資料をまとめるための「パワーポイント講座」

発表資料をまとめるための「パワーポイント講座」


神戸情報大学院大学では、アフリカを中心とするさまざまな国からの留学生に対し、
神戸市の魅力と太山寺中学校について英語でプレゼンテーション

 また、併設校の神戸情報大学院大学では、今年10月に本学に入学したばかりのアフリカを中心とするさまざまな国からの留学生に対し、神戸市の魅力と太山寺中学校について紹介するためのパワーポイント資料を英語で作成し、その発表も全て英語で行いました。
発表の後にはグループに分かれて留学生と交流を行い、英語での会話に不慣れな中学生も留学生の温かいサポートにより、積極的に交流を深めることができました。

さまざまな国の留学生に英語でプレゼンテーション「神戸の魅力」を伝えました【神戸情報大学院大学にて】

さまざまな国の留学生に英語でプレゼンテーション「神戸の魅力」を伝えました【神戸情報大学院大学にて】

プレゼンテーションを温かく見守る留学生たち

プレゼンテーションを温かく見守る留学生たち

 

今回のトライやるウィークに参加された10名の感想

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・今回のトライやるウィークでは、初めはどんなことをするのかなと思っていました。
とてもたくさんの体験をさせていただいて、とても楽しかったし、学ぶこともたくさんありました。今後このトライやるウィークで学んだことを活かしていけたらいいと思います。5日間とても楽しかったです。ありがとうございました。

・留学生との会話では、日本語が通じなかったり、逆に日本語でしか会話ができなかったりしましたが、相手の言いたいことを汲み取って会話にする、自分がもっと英語を話せるようになるのが、日本以外、海外へ通じるのに大切なことなんだなと思いました。“もっと上手になりたい!外国の方ともっとたくさん話してみたい!”と夢が1つできました。パワーポイント学習は私たちがこれから社会に出て働く上ですごく役に立つ経験だなと思いました。

・この5日間本当に楽しく活動させて頂きました。
このトライやるウィークで国境を越えて人と話すことの楽しさを感じることができました。これからもコミュニケーションの大切さ、楽しさを決して忘れることなく、多くの人と関わり、たくさんの楽しみを味わいたいと思います。本当にありがとうございました。

・5日間、様々な場面で本当にお世話になりました。普段、勉強する機会の少ないプログラムをたくさん用意していただき充実した5日間を過ごすことができました。留学生交流が中でも印象的で、外国の方とも積極的に話せるようになりました。また、パワーポイントも使えるようになり、とても嬉しかったです。そしてプレゼンテーションという貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。この経験は忘れず、これからの生活で活かしていきたいと思います。

・どの体験も職員の皆さまが様々な工夫をしていただき、暇をすることなく、とても楽しかったです。パソコンも、前まで触ることはありましたが、あんなに、パワーポイントやワードをたくさん使うことも滅多になかったので、パソコンを使う事がとても得意になりました。今後、貴校に入ることがあったら、もっと詳しく、建築CGの体験や、アニメーション制作などをしてみたいと思いました。

・この5日間、とても楽しく、おもしろかったです。留学生と、とても仲良くなって、とても楽しかったです。もっと留学生と交流したいです。
ここの経験を生かして、この先初めて会った人と緊張せずにしゃべれるようになりたいです。今回で少しは、しゃべれるようになったと思います。

・中国からの留学生との交流では、最初はとても緊張しました。でも、中国の留学生は、優しく日本語を一生懸命しゃべってくれました。中国の文化について学んだことがとても楽しくて、良かったです。

・やっぱり、外国の方との交流は、とても貴重な体験でした。普段、英語で話す機会が少ないので、話すのは、とても難しかったけど、通じた時は、うれしかったです。日本語で話す時は、外国の方が、一生懸命理解してくれようとしてくれて、うれしかったです。

・体験の感想は全てにおいて、優しく指導してくださったことです。何一つ文句言わず、指導してくださったので、とてもうれしかったです。この体験で、将来の仕事とかも大体分かったし、それを体験できたっていうのは、とても素晴らしいことだと思いました。この5日間本当にありがとうございました。

・留学生交流の時では、日本語で話すところもありましたが、相手がアフリカの方々の時はほとんど英語だったので、とても難しかったですが、身ぶり手ぶりで話をすると、とても盛り上がることができて楽しかったです。 また、異国の文化を色々知ることができて知識が増えたことも良かったです。

・この体験で人と話すことに慣れたと思います。目上の方への言葉遣いもそうですが、外国の方と話すことに慣れる、という体験は普段、絶対できないことだと思うので、本当によかったです。サウンド、建築、アニメなどでは、全く知らないところから始まりましたが、先生方の分かりやすい指導でたくさんの知識が身につきました。

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皆さんそれぞれに得るものがあったようで、我々受け入れ側にとってもさまざまな気づきがあり有意義な取り組みとなりました。

※このトライやるウィークの様子が毎日新聞でも紹介されました。
http://mainichi.jp/articles/20161112/ddl/k28/100/454000c

【関連リンク】
・太山寺中学校
・毎日新聞「トライやるウィーク紹介記事」
・神戸情報大学院大学
・サウンドテクニック学科
・デジタルアニメ学科
・建築インテリアデザイン学科
・日本語学科