【半期分を一挙公開!デザイン業界セミナーレポート】人気イラストレーター有田満弘氏とワコム社のコラボ ライブペイントセミナーを開催。

H29_5_20-24

素敵な作品が目の前のスクリーンに短時間で完成する驚き!
プロの技を目の当たりにしたデジタル・ライブ・ペインティング

2017/5/20(土)、北野館ドームホールにイラストレーターの有田満弘氏を招いてペンタブレットによる「イラストレーション実作セミナー」が開催されました。有田氏はさまざまな分野で引っ張りだこの作家で、「ポケモンカードゲーム」カードイラスト、STUDIO4℃「劇場版ベルセルク黄金狂時代」三部作世界観設定、スクウェア・エニックス「ファイナルファンタジーⅪ」公式サイトコンテンツイラストをはじめ、「武器甲冑図鑑」などの書籍のイラストも手掛けられています。

H29_5_20-44
H29_5_20-57

株式会社ワコムのペンタブレットによる作画。
プロの技の凄さに学生たちは感動。

セミナーでは株式会社ワコムのペンタブレットが使用され、有田氏は下書きも見本もない状態でフリーハンドでサクサクと作画。本校の講師や学生からの質問に答えながらも手を止めることなく、異星を探索する宇宙甲冑姿のキャラクターと神秘的な男性のマスクが驚くほどの短時間で完成。プロの技の凄さに学生たちは感動しきりの様子でした。

H29_5_20-23

スタイルを固定せず
要求に合わせたモチーフを作れるのがプロ。

絵で生きていこう決めた時からフリーランスを通してきた有田氏のポリシーは「自分がお金を払う側だとしたら、こういうものが欲しいというものを作る」こと。そして、スタイルを固定せず「要求に合わせたモチーフを作れるのがプロ」とし、「常にゼロから課題に向き合うのみ」とクリエイターの大切なマインドを語られました。

H29_5_20-10

一度描いたものは二度目は速く描ける。
日頃からたくさんの題材を描くことが大切。

自分では営業(売り込み)はあまりしないという有田氏が行ってきた「指名してもらえる工夫」も、イラストレーションに限らず、すべてのクリエイターにとって貴重なお話でした。それは「何でも描ける」というマルチな対応力と「スピード」。この二つは繋がっていて、一度描いたものは二度目は速く描けるので日頃からたくさんの題材を描くことが大切とアドバイスをいただきました。

H29_5_20-112
H29_5_20-92
H29_5_20-95

有田氏のスケッチ帳が会場に陳列。
日常の作画ノウハウを学生たちに至近距離でレクチャー。

セミナーのもう一つの目玉として学生たちを沸かせたのは、有田氏の日常の作画ノウハウ。カーゴパンツのポケットにコンパクトな水彩画ツールとスケッチ帳を常に携行し、目に止まった風景や人物などをその場で描き上げるとのこと。描き溜められたスケッチ帳が会場に陳列され、セミナーの最後に学生たちは手にとって眺め、有田氏と至近距離で話をすることができました。

H29_5_20-185

学生時代は自分の感性を掘り起こし、
豊かにするチャンス。

イラストレーター
有田 満弘氏

この仕事を始めた頃、父親の仕事を継ぐという選択肢もありました。絵で食えるかどうかはっきりする3年先まで待っていてもらうのは、事業の発展を考える父にとってはデメリットです。だからアルバイトしなければいけない状況になればやめようと覚悟を決めていました。専門学校の学生さんへのアドバイスとしては、技術習得はもちろん必要ですが、ただ絵だけ描ければいいというのではなく、いろんなスケッチをしたり映画を観たりして自分の感性を掘り起こすこと。3Dなんかをやりたいなら、英語はできるほうがいい。新しい情報はすべて英語ですから。日本の出版やエンターテインメントはこれから縮小傾向かもしれません。外国からの仕事をキャッチできるようになるためにも英語の勉強をすすめます。

【関連ページ】

・有田 満弘 氏 ご紹介ページ
・ワコムストア
・Wacom|ワコム クリエイターズカレッジクラブ
・神戸電子専門学校 グラフィックデザイン学科(グラフィックデザイナー・Webデザイナーを育成する学科)の紹介ページ
・参加無料!体験入学・オープンキャンパス特設サイト