学生が神戸市で実施されたイベント「078(ゼロ・ナナ・ハチ)」でデザインやムービーを制作。業界連携セミナーのクリエイターも多数登壇

校長の福岡が実行副委員長を務め、多数の学生も出演者・スタッフとして参加した神戸初の未来型フェスティバル”078”

2017/5/6(土)・7(日)、神戸市内にある「東遊園地」「みなとのもり公園」「KIITO」をメイン会場として未来型都市イベント”078″が開催されました。

神戸初のこの試みは、これからの都市生活の面白みや心地よさを追求する市民・クリエイター・エンジニアが集い、交わることで創り上げる参加型のイベント。都市で楽しむ「音楽」「映画」、神戸のブランドもある上質な「ファッション」「食」、これらの進化を加速させる「IT」といった多様な領域を掛け合わせ、新しい文化として発信しようという趣旨で開催されました。

クリエティブ・エンジニアを育成する本校からは、学生たちが準備から当日の運営までボランティアとして多数参加。グラフィック分野で学ぶ学生がロゴデザインやPRムービーの作成を、サウンド分野の学生が、メインの野外ライブ会場の音響、照明を担当するなど、日々の学びも活かしながら全面的に盛り上げました。
また当日のセッションやカンファレンスには、併設校の神戸情報大学院大学で学ぶアフリカからの留学生や、本校で業界連携セミナーを講演してくださったクリエイターの方々も登壇され、神戸電子にとって大変つながりの深いイベントとなりました。

ロゴマークとフライヤーを制作。グラフィックデザイン学科2年生 藤本剛大君
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ロゴのビジュアルが選ばれたことから、ロゴそのもののデザインも担うことになったグラフィックデザインの藤本くん。デザインの腕を見込まれ、フライヤーのデザインも担当しました。フライヤーはアメリカで開催される世界規模のイベント「SXSW(サウス・バイ・サウス・ウエスト)」で配布されるとあってコンセプトから見せ方から大変苦労を重ねたそう。プロのイラストレーターJUNBOw氏から指導を受けて完成した作品はみごと海を越えてアメリカへ。
制作にかかわる苦労話はこちら

PRムービーは3DCGアニメーション学科×声優タレント学科によるコラボ作品
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制作に携わった3DCGアニメーション学科2年生の河上宝太郎君(左)、山下照雄君(右)

イベントのPRムービーは、3DCGアニメーション学科の学生が制作した映像に声優タレント学科がナレーションを入れた、まさに「コラボ」作品。ミント神戸ビジョンや三宮センター街、さんちか、神戸空港、ハーバーランドなど、神戸でもひときわ人通りの多いスポットで上映されました。フライヤーに加え、「SXSW(サウス・バイ・サウス・ウエスト)」の神戸市ブースで流れる映像も制作担当しました。
アフレコのようすはこちら

▼PRムービー15秒ver

▼PRムービー30秒ver

078kobe.jpイベントの当日の各エリアのようす
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AI・IT・ゲーム・デザイン・CG、ファッション、KIDS他、各界を牽引するクリエイターよるセッション・セミナーレポート
~本校でセミナーを実施してくださった著名な方々が続々と登壇~

セミナーテーマ「”3DCGIの過去現在未来”」
株式会社ポリゴン・ピクチュアズ
代表取締役社長 塩田 周三 氏
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この”078”には、とにかく熱量を感じました。実験都市という名にふさわしい熱量で、そこ感化されて僕もひらめいたところがいろいろもあったので自分自身良い刺激になりました。若い人にとって大切なのは、とにかく回転(行動)するだけだと思うんですよ。正しいか間違いなんてないので、正しいのか間違いなのかは後々判明してくるので、とにかく回転(行動)すること。熱量を高くすることだと思っているので、特に若い人達には熱量とか回転数(行動力)を意識した方が良い。
このようなイベントに関しても盛り上げていこうという意識も持った当事者として取り組んでほしい。今まで、当たり前と思っていたこととか、当たり前だった訳とかそうゆうものがよく分からなくなってきている。大人に聞いたことが、大人が正しいと教えてくれるかどうかもわからない。とにかく回転(行動)することですね。

※神戸電子で開催された塩田氏のセミナーの模様
ポリゴン・ピクチュアズ公式サイト

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セッションテーマ「社会変化と都市デザイン」
米国法人 エンハンス CEO
レゾネア 代表
慶應義塾大学大学院 特任教授 水口哲也 氏
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(左)水口哲也氏 (右)神戸電子専門学校 福岡校長

神戸電子専門学校との付き合いが長く、セミナーや授業をやっていたので神戸との距離を自分自身近く感じていました。福岡さん(神戸電子専門学校:校長)の紹介で神戸市でワークショップをしたりNPOの方々と何かをしたりと色々あったので、ついに構想が実現したのかという、やっと来たなという感じがして非常に嬉しかった。その構想に自分が参加できたのも楽しかったし、とてもよかったなと思っています。
神戸という町がすごく盛り上がってきているので、特に神戸にいる若者たちがもっと色んな新しいデジタルテクノロジーを使って神戸市をどうやって良くしよう、盛り上げよう、自分たちがこれから生きていく町で自分たちがどうやって幸せになっていこう、楽しくやっていこうという、すごくいい雰囲気ができてきていると思う。自分を投下したところから物事は始まるので、若者達はどんどん自分たちも参加する、それに参加して「自分たちが作っていくんだ!神戸の未来とか日本の未来は俺が作ってくんだ!」ぐらいの気持ちを全員持ってほしいですね。

※神戸電子で開催された水口氏のセミナーの模様
米国法人 エンハンス

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セミナーテーマ「キッズ×デジタル~未来を開くクリエイターの挑戦」
株式会社ココノヱ
代表取締役とデザイナー 宗 佳広 氏
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(左)宗 佳広氏

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”078”は日本版のSXSWのように感じました。みんなで体験できるイベントが出来たんだとちょっとびっくりしました。子供とITというテーマでご依頼をいただいてから、お子さんにどう伝えたらよいかと思案していましたが、いざセッションとなり映像を使いお子さんが喜んでいる姿を見て、伝わったのかなとうれしく思いました。
若い世代の皆さんは、ITのみにのめりこむのではなく、アナログを残しておかないといけないと思います。絵をかくことや楽器を弾くというところは昔から変わらない事です。そこを残しつつ、新しいコンテンツやアイデアを生み出す力を求めています。今ではタブレットを指で操作することが当たり前になっていますが、当たり前と思わず、昔を念頭に置きつつ新しいモノを作れる力が必要だと思います。

※神戸電子で開催された宗氏のセミナーの模様
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ココノヱ公式サイト

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セミナーテーマ「ラクガキ&エモグラフィ講座」
ラクガキコーチ・グラフィックカタリスト
タムラカイ 氏DSC_2574_R

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久元市長がレセプションで「このイベント”078”はよく分からないが、だからやる!」とおっしゃっていたことが非常に印象に残っています。新しいものはまだ誰も知らなくて分からないものです。そんな中でGOを出された市長、そして実現された実行委員会やスタッフの皆さんがすごいと思いました。
僕のラクガキ講座で「やってみて、描いてみて、見えてくることがある」と話すのですが、これと同じように今回の開催からたくさんのことが見えてくるのではないかと思います。
我々、上の世代もどんどん新しいことをやっていこうと思っていますが、若い世代からもどんどん新しいことを生み出して行ってほしいですね。時に上からのルールに縛られてしまうこともあるかと思いますが、若い世代はそこにとらわれずにモノを考えられる人材になってほしいです。
今回の”078”では上の世代がハコを作ってくれました。その中で新しいことをしてもいいし、我々が思いもよらなかったことをやってもいい。まあ、僕らもまだまだ負けへんぞ(笑)と思ってます。
きっとそうやって一緒に切磋琢磨することで、この”078”がもっといいものになると思うんですよね。

※神戸電子で開催されたタムラカイ氏のセミナーの模様
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タムカイズム(タムラカイ氏の個人ブログ)
ハッピーラクガキライフ(タムラカイ氏企画の講座紹介サイト)

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セミナーテーマ「感覚を共有するVR・AR・MRホログラフィーの世界」
医師・医学博士 国際医療福祉大学大学院 准教授
株式会社Mediaccel 創業者/代表取締役CEO
HoloEyes株式会社 創業者/取締役COO
杉本 真樹 氏
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僕は東京から神戸に来た人間で、イベント運営をしている人は基本、地元の人ですよね?だから外の風(神戸以外の人)をもっと入れるべきただよと話をしていた。イベント運営には外の文化を取り入れるべきだというのが一つ。神戸の為にいいことだけだと足りなくて、神戸が外を良くするようなことを一つのモデルとなったりとか。なぜSXSWが成功しているのかと言うのを町のスタッフに聞いてみてところ、ボランティアとしてやっているというよりかは、イベントが終わった後にSXSWの実験とか実証されたものが町に残るんですよ、あれはイベントをやったのではなくて、イベントがきっかけで町をつくったという位置づけなんです。若者を!というが、若者が来るように、年配などの上の層を作らないといけない。若者だけで盛り上がってもだめだし若者だけをターゲットにしてもだめ。残したい若者を受け身だと考えてはいけない。外に発信するような若者を作らないといけない。
そして若い人は受け身であってはいけない。できたものを面白いと感じるだけではなくて、それを超えるものを自分でどうやったら作れるのかを考えなくてはいけない。今の若者は1人で考えることが多い、自分からスマホで情報が得られるので、そこで完結してしまい人に聞かなくなっている。ネットで調べて全部知っていると思ってしまっている。そうではなくて同じ目線だとこう感じるという気づきが答えである。大人が答えを出すのではなくて自分たちで答えを知るべきである。若者たちが自ら考えて若者たち同士で作っていく、次に繋げるためにはどうしたらよいのかを考えなくてはいけない、そこには企業の力も必要になってくる。未完成で良い、完成した物を出そうと思うのではなくて未完成の者を持ってきて完成させるきっかけづくりが大切である。

※神戸電子で開催された杉本氏のセミナーの模様
HoloEyes公式サイト

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078(ゼロ・ナナ・ハチ)とは

音楽×映画×IT×食×ファッション×子ども
新たなクロスメディアイベント“078”とは、都市生活の面白み、心地よさを追求する市民・クリエイター・エンジニアが集い、交わることで作り上げる参加型フェスティバル。
本校校長の福岡が実行副委員長を務め、学生たちも発表やスタッフなどボランティアとして積極的にイベントをもりあげた。
078公式サイト

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