グラフィニカ:3DCGアニメーション学科業界連携セミナーレポート特集1(3月-10月)


「ガールズ&パンツァー」のCGビジュアルを生み出した映像制作会社の取締役/チーフプロデューサーが登壇。

3DCGの魅力や業界動向、求められるスキルを具体的に解説!
2016年3月26日(土)、北野館ドームで3DCGでの映像制作セミナーを開催。
講師はテレビアニメやゲームなどの3DCGやVFXでの映像制作などを行う、株式会社グラフィニカのチーフプロデューサー・吉岡宏起氏。
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前半は日本におけるアニメビジネスの歴史や、アニメ制作会社419社のうち9割近い企業が東京に集中しているなど業界知識をはじめ、3DCG制作の業務フローの紹介などが行われました。
後半は、株式会社グラフィニカが手がけた「ヘルシング」「楽園追放」「ぼくは王さま」などの紹介。中でも、同社の代表作とも言うべき「ガールズ&パンツァー」はテレビシリーズでの舞台となった茨城県大洗町の町おこしにつながった背景、劇場版を4DX(体感型アトラクションシアター)に投入し大成功をおさめたことなどが紹介されました。
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セミナー中の質疑応答時間では、「映像制作に携わりたいと思うならチャレンジしてほしい。自分の能力を高めたい、チャンスをつかみたいといったバイタリティをもって取り組んでほしい」とメッセージ。具体的で分かりやすく、勇気のでる言葉をたくさんいただきました。
セミナー終了後は、個別で作品指導を希望する学生が楽屋に集まって、吉岡氏に1人1人丁寧に指導していただきました。
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自分の得意分野を生かせる業務が必ずある。学生だからこそできる経験を積んでおくべき。
株式会社グラフィニカ
取締役 チーフプロデューサー
吉岡宏起氏
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僕は大学では法学部に進学し、公務員になるか銀行に就職しようと考えていたんです。ただ大人になるにつれ、「自分の人生に満足して死ねるのか」を自問自答するように。そう考えると公務員も銀行も自分のやりたいことと違うような気がして、大学卒業後にコンピュータ専門学校に入学。ゲーム制作を学び、卒業後にゲーム会社で働いたあと、映像制作の道を選びました。映像制作という仕事は多くのスタッフが協力し、いろいろな業務が並行して進んでいきます。進行管理が難しいからこそ、実際の映像としてできあがっていく時の喜びは大きいもの。管理が苦手だとしても、絵を制作する仕事や作画が苦手ならCGと、得意分野を発揮できる業務が必ずあります。将来のために学校で必要な知識を学び身につけることはもちろん、いろいろなことに興味を持って、学生だからこそできる体験を積んでおくべきですね。多趣味なほうがいいし、興味のあることをかじるだけでも、役に立つ時が来ると思います。
関連リンク
神戸電子専門学校 3DCGアニメーション学科ページ
株式会社グラフィニカ
ガールズ&パンツァー公式サイト