3/22 (日)15:00~

『楽園追放-Expelled from Paradise-』を手掛けたグラフィニカによる CGアニメーション映像制作セミナー開催!

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CGアニメーション映像制作はかなり面白い!

2015/3/22(日)、株式会社グラフィニカの取締役 吉岡宏起によるアニメ・3DCG分野の業界セミナーを開催が開催されました。

同社はアニメ制作会社のデジタル部門から独立し、「楽園追放-Expelled from Paradise-」(C)東映アニメーション・ニトロプラス/楽園追放ソサイエティ(劇場)、「ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!」(C) GIRLS und PANZER projekt(OVA)などの作品で知られるCG制作会社です。

アニメ映像作品は従来、企画制作を請け負う会社からCG、撮影、美術、動画、仕上げ、編集という作業が別々の専門スタジオに振り分けられる分業形態でつくられていました。しかしグラフィニカは制作のほぼすべてのプロセスをカバーできるという強みを持っています。また、アニメだけでなく、アニメで培った表現や技法を応用して、ゲーム、CM、PV、遊技機(パチンコ・スロットなど)といった幅広いジャンルで、さまざまなテイストの作品を制作しています。

吉岡氏が制作に携わった『楽園追放』はすべてCGで制作された作品。同作品にスポットを当て、モデリングやアニメーション、ライティングなどワークフローごとに、どの段階でどんな作業を行うのか、どんな点に工夫がこらされているかを具体的に説明を行いました。例えば、「CGのキャラクターは人形のように見えてしまいがちなので、モデリングやセットアップなどで顔の作りこみや動き、表情などに徹底的にこだわった」、「プロジェクト開始時には、主役のアンジェラは短い髪になる話も出ていたが、最終的には長い髪のままで進めることになり、CG制作でかなりの労力がかかってしまったが結果的にそれによってファンの心をつかむことができた」など、知られざる苦労の一端も披露。

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終了後は楽屋で学生への作品指導や質疑応答が行われました。吉岡氏の熱のこもった指導に学生たちは真剣なまなざしで聞き入っていました。

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作品の完成に向かう一致団結感と達成感が仕事の面白さです!

株式会社グラフィニカ
取締役/チーフプロデューサー
吉岡宏起氏

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CG・アニメ業界に身を置いて11年になりますが、この仕事の面白さは、全員が一つの作品の完成に向かっていく、一致団結のプロセスと達成感だと思います。
一つの作品を乗り越えるたびに一致団結感が高まっていくように感じます。だから思わぬつくり直しが生じて日々の業務が一時的にハードになっても皆で踏ん張ることができるのです。映像をつくる仕事は簡単ではありませんが、私の経験では、しかるべきシステムにのっとり、計画を立てて進めていけば必ず素晴らしいものを完成させることができます。ただ、映像は理屈ではなく“生き物”だと私は思っています。自分が決めるのではなく、あくまでも人が見てどう感じるかが大事。人の心を動かすため、いかにして、どこまでつくり込むかを考えるのです。私は今後もっと3DCGに見合った、なおかつ作画も生かした作品、日本のスタジオだからこそできるような作品をつくっていきたいと考えています。
世の中にはいろんな仕事がありますが、若いうちは何でもやってみて、自分の得意なことを分析してみるのがよいと思います。やりたくないことをやってみるのも大事。向き不向きなんてすぐに分かるものではありませんから、得意なことを自分で見極められるようになってから動いても遅くはないと思いますよ。

関連リンク

・神戸電子専門学校 3DCGアニメーション学科の紹介ページ
・オープンキャンパス・体験入学特設サイト

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