【業界セミナーレポート】「トーフ親子」や兵庫県マスコット「はばタン」などを手がけるクリエイターたちによるグラフィックデザイン業界セミナーを開催!

学校からのお知らせ

2014.09.17

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講師の人柄&作品からキャラクターデザインの楽しさが伝わってきたセミナー。
学生の手描きラフをプロの手でデザインに仕上げるスペシャル企画も!

2014/8/30(土)北野館5階ドームホールにて、キタイシンイチロウ氏とJUNBOw氏のお2人によるグラフィックデザイン業界セミナーが開催されました。
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キタイ氏は、有限会社デビルロボッツのアートディレクター。代表作「トーフ親子」をはじめ、「デビガチャピン&デビムック」など既存のキャラクターをデビルロボッツ流にアレンジした『リデザイン』を数多く展開しています。

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一方、JUNBOw氏は、キャラクターデザイナー・イラストレーターとして、兵庫県マスコット「はばタン」や、神戸マラソンのキャラクターおよびロゴザインなどを手がけています。
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お2人の作品は、かわいくて遊び心にあふれ、活動紹介だけでも十分楽しませてくれます。加えて、飾らない会話のやりとりで繰り広げられるセミナーに、学生たちも終始リラックスした様子で楽しそうに話を聞いていました。

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そしてなんと、今回はグラフィックデザイン学科の1年生が描いたチョコレートのパッケージのアイデアスケッチを、お2人が実際にデザインにおこしてくれるという贅沢な企画を実施。キタイ氏、JUNBOw氏それぞれ1作品ずつを選び、手描きのラフがデザインへと仕上げる工程を、実演を交えながらレクチャーしてくださいました。

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選ばれなかった学生の作品にも一つひとつアドバイスをいただき、パソコンソフトの便利な使い方や、かわいいキャラクターを描くときのコツなども伝授。学生にとってはとても勉強になる、貴重な時間となりました。

 

【お二人にインタビュー―】
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日常生活はデザインにあふれている!
いろんなものに目を向ける癖をつけよう。

有限会社デビルロボッツ
アートディレクター
キタイシンイチロウ
(写真:左)

学生たちの作品には若い人ならではのアイデアが出ていて、とても新鮮でした。今回は1年生の作品ということだったので、彼らがこれからパソコンを使えるようになって、今日僕たちがやったように、手描きのラフをデザインにおこしていくところまで自分でできるようになるのを楽しみにしています。日常生活はデザインにあふれているので、デザイナーをめざすなら、例えばカフェのメニューの文字組や中吊り広告の色使いなど、いろんなものに目を向けて感性を磨いてください。それから、自分の中だけで完結するのではなく、友達同士で作品を見せ合うなど、人の意見を聞くことも大切です。

学生の間はたくさん失敗してOK!
チャレンジ→失敗の繰り返しが成長につながる。

デザイナー
JUNBOw
(写真:右)

学生の場合、課題などはどうしても“やらされている感”が出てしまいがちです。そこをいかに楽しんでできるかが大事。今回の作品でも、紙面いっぱいに描いていた人や、2枚も3枚も描いていた人は、やはり楽しんでやっていることが伝わってきました。成長には失敗も必要です。社会人と違って、学生のときの失敗はまださほど大きな痛みにはならないと思います。今のうちにどんどんチャレンジして、失敗したらそこから学び、次につなげていってください。それを繰り返すことで、さらなる高みにのぼっていけるはずです。

関連ページ
デビルロボッツ
JUNBOw
神戸電子専門学校 グラフィックデザイン学科の紹介ページ
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