“Digital Works 2014-2015(成果発表会)”開催!【3DCGアニメーション学科・デジタルアニメ・グラフィックデザイン学科】

学校からのお知らせ

2015.03.06

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多くの意欲作に、今後の可能性を実感!

2015/2/13(金)、グラフィックス分野の作品発表会がソニックホールで開催されました。今年のノミネートは3学科14作品。いずれも厳しい予選審査を通過してきた力作揃い。3DCGアニメーション学科、デジタルアニメ学科、グラフィックデザイン学科の3学科からそれぞれ1名の最優秀賞者を決定します。

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トッププレゼンターは、2014年の夏に行われた「第9回 若年者ものづくり競技大会」のグラフィックデザイン部門で優勝をおさめ、今夏、ブラジルで開催される「技能五輪国際大会」へ日本代表として出場が決まった2年生の稲継さん(出身高校:三木東高等学校)。安定感のあるしっかりとしたプレゼンテーションはさすがのもの。

その後、各学科ランダムに予選を勝ち上がってきた学生達のプレゼンテーションも見ごたえのある内容ばかりです。

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大トリとなったプレゼンテーターは、3DCGアニメーション学科2年生の孫 冠群さん(中国出身の留学生)。
彼は早くから大手著名3DCG制作プロダクションに内定を決めており、人一倍の努力家でクラスを引っ張ってきました。トッププレゼンターの稲継さんと同様、安定感と貫録のあるプレゼンテーションを披露してくれました。

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学生たちのプレゼンテーション終了後には、審査委員の小畑 雅英先生、長谷川 雅晴先生からの講評があり、
「目の付け所がよく、独創的なアイデアをうまく形にしている」「発想、狙いの着地点が見える完成度の高いものが多かった」
など、熱のこもったコメントをいただきました。

約2時間の全発表終了後、最優秀賞を発表する時間を迎えました。

●3DCGアニメーション学科最優秀賞

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作品名:pussy cat

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3DCGアニメーション学科1年生
名倉 梨奈さん(兵庫県 神戸商業高等学校 出身)

(インタービューコメント)

夜の闇の中を逃げる女性キャラクターを、ダイナミックに変化に富んだ描写で疾走感あふれる動画に仕上げました。将来はモーションデザイナーとして活躍するのが夢なので、もっと筋肉の構造なども勉強して、リアルな肉体の動きが表現できるようになりたいです。
私が神戸電子専門学校を選んだ理由は、オープンキャンパスで「一人前になれるように厳しい指導も行います」という先生の言葉があったから。1年でこのような結果を出せて嬉しいです。難しい課題でも楽しみながら、志が同じ仲間と競い合って、これからも納得できる作品制作を行っていきます。

●デジタルアニメ学科

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作品名:白樺林
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デジタルアニメ学科2年生・白樺林制作委員会
リーダー)
藤本 悠希さん(兵庫県 伊川谷高等学校 出身)
メンバー)
平山 雄大さん(兵庫県 飾磨工業高等学校 出身)
脇田 昴平さん(徳島県 鳴門高等学校 出身)
楊 廷文さん(留学生)
周 修さん(留学生)
高 歌さん(留学生)
弴 晹さん(留学生)(インタービューコメント)
「白樺林」はロシア民謡をヒントにした、戦争で引き裂かれた恋物語。白樺林が美しいロシアを舞台に、舞い落ちる雪や雲の繊細な描写、哀愁漂う表現に挑戦しました。アニメの制作で欠かせない音楽スタッフや声優も他学科の学生に依頼できるので、神戸電子専門学校は環境に恵まれていると思います。発表の舞台は、最新の設備を備えたソニックホール。実際に社会人として取り組むような緊張感、高揚感がありモチベーションも上がりました。先生方の丁寧な指導で技術・知識だけでなく、ビジネスマナーも身に付いたので自信を持って仲間と業界に乗り込みます!

●グラフィックデザイン学科

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作品名:Happy news paper from DAITO Inc.
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グラフィックデザイン学科2年生
大東 美奈子さん(兵庫県 龍野北高等学校 出身)

(インタービューコメント)
私の作品は、市場ニーズを満たす商業デザインと、自分が面白いと感じるアーティスティックなデザインはどこまで近付けられるのかという実験的要素の強い提案です。仮想の個人広告代理店「DAITO Inc.」を立ち上げ、今までにない形で神戸を紹介するタブロイド新聞、動物目線のフォトブックなどで「こんなアプローチができます」と見せることで、既成のツールでは制約がかかる自分のスキルを、最大限自分なりに消化して表現しました。入学当初は派手な広告を過剰に意識してエッジの効いた表現ばかり追求していましたが、一人よがりになりがちだった私を、ここまで導いてくださった先生方に改めて感謝したいです。

●表彰式の模様

感極まり、涙を流す学生も!

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グラフィック分野長も兼任する源田副校長から表彰状が手渡されました。

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感極まって涙を流すグラフィックデザイン学科・最優秀賞受賞者の大東 美奈子さん

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授賞式後、発表者全員で集合写真

源田副校長からの心温まる総評

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最後に、源田副校長より非常に温かな、心に響くコメントをいただきました。

「このデジタルワークスは、モノづくりの確認の場であり、1年間の努力を賞賛する場であると思っております。この会場の皆さんはそれぞれの場面で携われたことを思い起こしながら、この感動に満ちた時間を持つことができました。今、この会場でしか感じられない 『暖かで幸せな』雰囲気に心より感謝申し上げます。」

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