再度、福島よ

2011.12.31

CATEGORIES:国内


 
震災復興は長期戦だと知りつくした神戸者ですが、原発事故、放射線被害のストレスは想像を絶します。
紅白歌合戦での猪苗代湖ズの熱唱を受け、” I love you, I need you ふくしま 神戸版 ” 再度掲載。

私 (5:04 )、サウンドテクニック学科生(5:46)も歌い
音声録音は神戸電子福島スペシャルチームで担当しました。

長期戦。

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意外と重い神戸

2011.12.26

CATEGORIES:神戸

川崎重工株式会社 神戸工場(船舶海洋カンパニー)の進水式に参加してきました。
 

 
バルク(バラ積)運搬船 BULK PATAGONIA
和田岬に位置する造船所の他、神戸には川重だけでも鉄道車輌工場、ジェットエンジン工場、各種油圧機器工場が集積しています。ジェットフォイルや潜水艦、新幹線にモノレールにいたるまで、また明石や播磨地域まで含めると、大型産業プラントや二輪車、そしてトンネル掘削機までをも造っています。
 

 
普段、情報システムやゲームソフト、アニメといったソフト分野でのものづくりに囲まれているので、逆の質量高い固まり感にぐっときます。
 

 
昨今の造船は船体部品のユニット化が進んでいると聞いてはいましたが、ここまでとは思っていませんでした。3万tを超える本船もすでに12の同型船を竣工させており、船台の周囲には後続の同型と思われるユニットが多々据えられていました。パナマ運河を通れる最大の規格パナマックス、製造費30億円強、現在の新幹線16両編成総額とほぼ同額だとか。随分安くなりました。
 

 
バラ積み船は同じ船で鉄鉱石も運べば、小麦粉も運ぶという大きな船倉を持ちます。運搬毎に中を洗って、次のものを入れるのだとか。鉱物の後に食料原料を入れる、ちょっと抵抗が有りますね。洗浄システムにも興味が湧くところ。
 

 
船台。船を海へと滑り落とすため、台字体が斜めになっていて、その下には様々な工具が保管されており、ここは興味津々。
 

 
船台のレールに塗りたくって有る油、ヘッドと言うそうです。ギューッとスーが混じった何とも言えない音でしたね。そして進水の速度には驚きました。船首も良かったですが、次回は船側でそのスピード感をより味わいたいところ。
各種船内の設備を取り付けていく艤装は水上で行うため、進水した後はもう船台へは戻りません。
 

 
一般人が入れない郵便局というのが国内に二つ有り、一つは宮内庁内でもう一つがこの川崎重工神戸工場内の郵便局だそうです。生憎祝日だったため開いておらず、預金通帳を作りそびれました。
 
ファッションの街、観光の街としての色合いを強く持つ神戸では有りますが、実は戦前から重いものづくりの街としての地顔を持っています。
 
今年は”神戸の音” と題し、港の音を中心に録音していく予定ですが、川重神戸工場のお昼時のサイレン、進水時の滑りを是非録ってみたいものです。

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「美しい国へ」

2011.12.14

CATEGORIES:国内


 
安倍晋三元首相。お話する機会がありました。
国会議員が最も熱量高く向かわねばならない仕事は、国防でも外交でもなく教育だと考えます。国防や外交も大切ですが、それらを常にあるべき方向へと解決していくのが教育なのだと強い意志を持っていただきたく思っています。この点に関する意志決定とその実装に期待を寄せていたのが安倍政権でした。
 
初等中等(幼稚園、小学校、中学校、高等学校)教育と職業教育の接続性に関しご意見を伺い、専門学校教育の実情について話を聞いて頂きました。奥様が専門学校ご卒業ということもあってか広く深くご存じでしたね。高等学校の普通教科、情報Bのテキスト中、問題解決のステップを紹介した項のコピーを手渡しました。国の教育指針に影響力有る方に必ず渡すようにしています。
 
2006年の著作「美しい国へ」の目次、ご参考まで。
 
第一章 わたしの原点
第二章 自立する国家
第三章 ナショナリズムとはなにか
第四章 日米同盟の構図
第五章 日本とアジアそして中国
第六章 少子国家の未来
第七章 教育の再生
 
中でも面白いサブタイトルを同じく、ご参考まで。
 
その時代に生きた国民の目で歴史を見直す、相手のつくった土俵で戦えば勝てない、「地球市民」は信用できるか、人口が減っても生産性をあげることはできる、学力回復より時間がかかるモラルの回復、警戒すべきは格差の再生産、再チャレンジの可能な社会へ
 
今回、札幌の西野学園 前鼻理事長からお声がけ頂き、全国専門学校青年懇話会の世話役を中心としたメンバーとの会合として実現。感謝。
 

 
iPhone 4S のフラッシュ、指に反射しますね。

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