神戸メリケン薪能

2012.12.5

CATEGORIES:神戸

★雨予報のため、神戸国際会議場にて開催すること決定いたしました(12/15 8:00am)
我が国文化の古層の代表格。
 

 

 
神戸メリケン薪能

平成24年12月15日(土)
開演 17:00(開場16:00)
メリケンパーク広場特設能舞台
〔荒天時:神戸国際会議場〕★雨予報のため、神戸国際会議場にて開催すること決定いたしました
神戸市中央区港島中町6-9-1

狂 言 
大蔵流 おおくらりゅう
棒縛 ぼうしばり
シテ 茂山 千三郎


喜多流 きたりゅう
船弁慶 ふなべんけい
前シテ 長田  驍
後シテ 松井  彬

全席自由席 2,000円
※暖かい服装でお越しください。
※未就学児の入場はご遠慮願います。

●チケット取扱所    【11/24(土)販売開始】
神戸市総合インフォメーションセンター 078-322-0220
神戸海洋博物館 078-327-8983
神戸ポートタワー 078-391-6751

チケットぴあ  【共通Pコード 425-281】
HP http://pia.jp/t  TEL.0570-02-9999
セブンイレブン    サンクス

□主  催 神戸伝統芸能普及の会
□後  援 外務省 国土交通省観光庁 国土交通省神戸運輸監理部 兵庫県
      神戸市 神戸市教育委員会 財団法人神戸国際観光コンベンション協会
□協  力 一般社団法人神戸港振興協会 NPO法人せんす
●お問い合せ 一般社団法人神戸港振興協会 TEL.078-327-8982

平成24年度文化庁文化遺産を活かした観光振興・地域活性化事業

あらすじ

狂言 「棒縛(ぼうしばり)」
 主人は自分が外出した後に、いつも二人の家来が盗み酒をする事に気づきます。そこで一計を案じ、家来が棒術を使うのを幸いに、上手くだまして棒に縛ってしまいます。もう一人の家来も油断させて後ろ手に縛り、これで安心と出かけていきます。
 残された二人は縛られても酒が飲みたくなり、あれこれと苦心しながら、不自由な格好のまま大さかずきに酒をくみ、酒盛りをしている内に主人が帰ってきてしまいます。
 酒を題材に、日本古来の武術・棒術を配し、主従の対立を明るく描いています。不自由な姿で謡い舞うところが一つの趣向で、歌舞伎舞踊にも移されて、人気曲になっています。

能 「船弁慶(ふなべんけい)」
 平家追討の手柄をたてた源義経でしたが、兄・頼朝との不和から都落ちを余儀なくされ、鎌倉から追われる身となります。義経は、武蔵坊弁慶らわずかな供を連れて、摂津の大物(だいもつ)の浦へと向かいます。
 途中、弁慶は同行していた静(しずか)に、女の身で困難な道のりをこれ以上進むことは難しいので、都へ帰るようにとさとします。静は別れの宴の席で、舞を舞い、義経との再会を願いながら涙にくれて見送ります。
 静との別れを惜しみ、出発をためらう義経に、弁慶は強引に船出を命じます。義経一行の船が海上に出ると間もなく、静かな海上は俄かに黒雲がたちこめ、暴風雨となって荒れ狂い、滅亡した平家の大将・平知盛(たいらの とももり)の怨霊が現れ、長刀を振りかざして義経に襲いかかってきます。弁慶は、数珠で懸命に祈祷します。その祈りの力により、怨霊は沖の彼方に消え、白波ばかりが残りました。

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