顧客セットはレッドカーペット

2010.11.7

CATEGORIES:学校・教育 ,音楽

2010.9.17 【学生がSEを担当、カンヌ映画祭正式招待作 ”Shikasha” 】で紹介した短編映画、Shikasha
新開地の神戸アートビレッジセンター(KAVC)で上映会が有りました。ぴあフィルムフェスティバル平林勇作品集、4.1chサラウンド音響での上映でした。
そして、監督、音楽監督、本校サウンドクリエイト学科教員飯嶋慶太郎(効果音制作)のトークセッション。
 
1011 平林監督
右から飯嶋慶太郎、平林勇監督、神戸電子生”Shikasha”効果音制作チーム、渡辺音楽監督
 
長編の北野、短編の平林と並び称される平林勇監督。
次はどこどこの映画祭の賞を獲るぞというかなり具体的な目的をセットしてから作品を創りはじめるとか。シビレました。アーティスト、クリエイターと呼ばれる方に会う際にお聞きしていることを先に言ってくださいました。作品制作に際し”顧客セット”を行うか否か。後者でした。どんな人たちの情動をどのように動かすぞというイメージを持ってことに臨むということなのだと受け止めました。神谷明さん、RAM RIDERさん、タク☆タカハシさんはじめ、ここ最近お会いしている方は”こちら” 側の方が多いです。
また、正直私は映画はエンターティンメント一色で捉えていたのですが、絵を見に行くのと同じようにアートフィルムも見るというのが腑に落ち、今日を境に短編フィルムを身近に感じることが出来そうです。顧客セットを意識した芸術の幅が広がりました。
顧客という言葉が色々と波紋を呼びますが、”観察すべき対象”といった意味合いです。

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