7/20 (日)15:00~

「釣り★スタ」・「探検ドリランド」などを手がけるグリー株式会社による、ゲーム業界セミナー内容公開

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ゲーム業界はどんどん進化し、作り手側のハードルも高くなっている。
そんな厳しい時代を担っていく学生たちに、期待を込めて送られたエール!

2014/7/20(日)、ソニックホールで開催されたゲームソフト業界セミナーには、グリー株式会社Web Game事業本部マネージャー・宮木和史氏をお招きし、プラットホームとしての目線から「ソーシャルゲームの現在(いま)と未来(これから)」についてお話しいただきました。

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宮木氏によると、「これからはコンシューマーゲームとソーシャルゲームの境界がなくなってくるはず。デバイスもどんどん進化し、マーケットも海外まで広がっていくでしょう。さらには、ユーザーのリテラシー(習熟度)が上がるにつれ、次への期待感もどんどん高まっています。今後は日本だけでなく海外をも見すえ、ユーザーの期待に応えるべく、常にその先を行くものづくりをしていかなくてはなりません」とのこと。「つくり手側にとってはとても厳しい時代になる」という現実を突き付けられ、学生たちは身を引き締めてセミナーに集中している様子でした。

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さらに、「求められる人材」について、宮木氏からは「まず、やりたいことに気付くことが大切」というアドバイスが送られました。宮木氏自身、コンサルタント業界からゲーム業界へと転身した経歴を持っています。コンサル会社を辞めたとき、自分の内面を見つめ直し、その結果、「30年後のゲーム業界の健全化」という自分自身のミッションに気付いたそうです。「自分のやりたいこと、やるべきことがわかったら、高い視座を持ってそれに臨むこと。単なる作業ではなく、ミッションとしてものづくりに携わってほしい」という言葉には、これからのゲーム業界を担う学生たちへの期待の強さが感じられました。

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「やりたいこと」に気付くのは早いほうがいい。
学生のうちから意識しておこう。

グリー株式会社
Web Game事業統括本部 マネージャー
宮木 和史氏

今日お話ししたことは、学生にとっては少し厳しい内容だったかもしれません。でも、皆さんが卒業して社会人になったとき、今日の話が決して大げさではないぐらい厳しい状況になっているであろうことは確かです。私のミッションである「30年後のゲーム業界の健全化」を支えるのは、まさに今日参加してくれた世代の人たちです。だからこそ、厳しいことをあえて伝えさせていただきました。ぜひ覚悟をもって挑んでほしいと思います。

「やりたいことに気付くことが大切」というのも、私自身がそのプロセスを経てきたからこそ伝えたかったことです。私が知る限り、活躍している人は皆、何らかのきっかけで「自分のやりたいことに気付く」というプロセスを経験しています。気づくのは早ければ早いほうがいいでしょう。学生のうちから意識しておけば、そこに早くたどりつける可能性も高まるのではないでしょうか。ただ、それとは別に、今できることに全力を注ぐことも大事です。ゲームはとにかくたくさんのタイトルをやってみることをおすすめします。

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