8/9 (木)18:40~

カリスマクリエイター稲船 敬二氏が語る「ゲーム業界でいま何をすべきか」

2012年8月9日、株式会社comcept(コンセプト) CEOでコンセプターの稲船 敬二氏を招き、「変革期を迎えたゲーム業界の将来に迫る」と題したセミナーを開催。稲船氏は、1987年株式会社カプコンに入社後「バイオハザード2」「鬼武者」などのヒットシリーズを生みだし、2006年からは執行役員として開発部門のマネジメントやコンテンツの統括を行い「モンスターハンター」シリーズ「バイオハザード4・5」等を成功に導くなどカリスマクリエイターとして活躍してきました。2010年にゲーム業界の活性化と自らのクリエイターとしての領域を広げるべく自らの会社を設立、現在は作品づくりと並行して国内外での講演活動にも力を入れています。

セミナーでは、「ゲーム作りで最も必要なことは柔軟性、良いプログラムを組めるのは柔軟性のあるプログラマー」と述べ、自己責任において判断することの重要性を強調。ぎっしりと埋まった会場の高校生・在校生に、「時代によって変わっていくルールはあくまでも一つの基準にすぎない。優秀なプログラマーになるには、技術だけでなくビジョンを持つこと。世界で活躍出来るゲームクリエイターになるという高い意識を持って挑戦して欲しい」
と語りました。

株式会社comcept CEO/コンセプター 稲船敬二氏

人は好きなことや慣れたことに縛られてしまうもの。若いうちはゲーム以外のコンテンツにも積極的に触れてください。みんなが面白くないと思っていることをあえてやってみるとか、プチチャレンジすることが大切なんです。失敗しないと新しい発見もありません。若いうちの幅広い経験が、将来仕事にも必ず生きてくるはずです。

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