ACF実行委員会より

2011.4.28

CATEGORIES: ,学校・教育

ACF2011_logo-01
 
  
第2回アジアコンテンツフェスティバルin神戸開催にあたり
 
「 コンテンツで元気になろう 」
 
2年目を迎えたACF。大会の趣旨通り「神戸が世界のコンテンツ・ハブ」を目指し、踏み出した歩みを前に進めています。私たちはコンテンツの持つ力を信じます。それは、人を繋ぎ、人を勇気付け、人の未来を変えるエネルギーを秘めているからです。
当地に住む者は、3.11東日本大震災の報に接し、16 年前の阪神淡路大震災を想起します。被災の中で、多くの人たちに支えられ、復興を成し遂げた思いを。人と人の繋がりは、心の温もりとともに、多くの ”メッセージ“ を交換しました。未来を思い、力を合わせることができたのは、互いに寄り添うことができたらだと思います。
私たちは、直接的な言葉とともに、アート、音楽、デザイン、映像などのコンテンツを介して、“メッセージ” を伝える術を知っています。
私たちは、まだまだ若く、未熟です。しかし、思いを伝えたい、表現したい気持ちを持っています。
ACFは、思いを持った若者が集い、未来を明るくしていく端緒となることを期待しています。
 
 
2011年4月吉日
アジアコンテンツフェスティバルin神戸実行委員会
 
 
草なぎ洋平(東京ピストル代表取締役 / プランナー、編集、デザインディレクター)
 
源田定之(神戸電子専門学校デジタルコンテンツ部長)
  
田中まこ(神戸フィルムオフィス代表 / フィルムコミッショナー)
 
永吉一郎  (神戸経済新聞株式会社神戸デジタル・ラボ代表取締役)
 
那須惠太朗(株式会社サンテレビション 編成局 編成業務部 副参事)
 
西元 威 (神戸市企画調整局情報化推進部主幹)
 
ひでつう (株式会社ノリシロックス / クリエイティブディレクター)
 
福岡壯治(神戸電子専門学校校長)
 
森下悦伸(株式会社ラジオ関西常務・編成制作局長)
 
 
ACF2010フォトレポ その1
ACF2010フォトレポ その2
ACF2010フォトレポ その3

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収穫有り、バリアフリー2011

2011.4.28

CATEGORIES:雑記

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インテックスで開催されていたバリアフリー2011、最終日に家族で行ってきました。
音声認識の環境制御装置『ボイスキャン』。探し求めていたのはこれです。手足の制御が効かないチャレンジドがPCや家電製品を音声で操作できるようにしたインタフェースです。過去色々と試した中で音声認識の反応精度に期待感を持てたのはこれが初めてです。
 
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PCの他、テレビ、エアコン等の赤外線制御と音声認識を組み合わせた仕組み。「縦460、横700」とまるで迫撃砲の着弾位置指定のように話して、カーソルの移動場所を指定し、「クリック」と言って全てのマウス操作を代替えします。PCのポインティングデバイス(マウス等)を足や、首の制御が効く方は顎で操作されたりしています。あれは大事な関節の損傷が多かったりと問題を残しています。音声認識は操作時間が掛かりますが体に優しいデバイスと言えるでしょう。ちょっと値は張りますが、介助無しでは読書さえままならない者にとり、PCが使えるか否か、大問題につき、我が家では夏導入に向け準備したく思います。
 
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ついでに見入ってしまった車椅子洗浄マシン。屋内外で同じ車いすを使用する場合、重宝します。もちろんこれは施設向けではありますが。
 
バリアフリー2011を回ってみて感じました。チャレンジド向けにこれだけの機器やサービスが製造される国は、世界中にそうありません。大きな強みですね。もう少しプロダクトデザインに光を当て、補助金前提の価格設定から脱却できれば、これら全ての製品が国境を越えて適価で流通に乗る事が期待できるのではないでしょうか。
大きなフェアを実施している業界はその海外シェアが如何ほどであるのか、以後注視してみます。
 
  
日本赤十字社 東北関東大震災義援金

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仙台からの元気

2011.4.25

CATEGORIES:国内

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本年2月に本校国際交流部を結婚退職し、3月に仙台へ移り住んだ長野伸志さん。今回の東日本大震災で大きく被災したにもかかわらず、本校を訪ねてくれました。彼は阪神淡路大震災で自宅が全壊し、今回は土地勘もままならないうちに職場を失いました。まだまだ悲痛の中に有りますが、東北の方々の人柄に触れ、彼の地での復興に役立ちたいとの決意を語ってくれました。家族を思いかつ、地域に根を張らんとする姿勢、応援せずにはおれません。
 
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長野さん手製の被災マップ。赤く塗っているところが津波が押し寄せた地帯とのこと。ニュースで毎日のように聞いていた地名の位置関係がよく分かります。しかし被害の甚大さに驚きます。写真が見にくいですが、緑色の部分は平野ではなく山です。東北の中心地仙台市中心部にまで津波が上らなかったのがせめてもの救い。
地域の危機を地域のチャンスに変えるにはどうすべきか、離れてはいますが、同じく東北に魅せられた者として、そして神戸のあるべき姿を追う者としても通信を続けていきたく思います。
 
 
日本赤十字社 東北関東大震災義援金

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