世界で認められたサウンドクリエイターが語る、効果音制作「フォーリー」の魅力!
2013/8/4(日)、サウンドデザインの業界セミナーとして、本校講師でもあるサウンドクリエイターの飯嶋慶太郎氏が、効果音の制作について体験も交えたワークショップを開催しました。
飯嶋氏は、音響効果を担当した映画でカンヌ、ベルリン、ヴェネチアの世界三大映画祭すべてにノミネートされた新進気鋭のサウンドクリエイター。
今回のテーマは、足音や所作など、映像に合わせて多くの音を細かく加えていく「フォーリー」という音響効果の仕事について理解するというものです。
音の出し方、出した音の録り方、それをどうやってコンピュータで映像に一つひとつ入れていくのか、といった、通常では見られない効果音制作の裏側を来校の高校生たちも実践を交えて学びました。
参加した高校生たちは、初めて体験する効果音の世界を存分に楽しんでいました。
サウンドクリエイター
飯嶋慶太郎氏(本校講師)
フォーリーの存在を知って、
効果音の世界に興味を持ってほしい。
「フォーリー」を知っている人はほとんどいないと思います。本校のフォーリースタジオには、音を出すためのいろんな道具があります。ゴミにしか見えないものも(笑)。しかし映画を見たら、まるで本当にそこで出ているような音になっている。効果音は、いかにバレずに本物の音に聞こえさせるかがポイントなんです。職人技といってもいいでしょう。今日の話を聞いた方が、フォーリーの存在を知って、少しでも関心を持ってくれたらうれしいですね。
関連リンク
・サウンド分野公式ブログ
・神戸電子専門学校サウンドクリエイト学科の紹介ページ
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