【イベントレポート】『オバQ』はじめ藤子作品のキャラクターを手がけるベテランアニメーターが語る

学校からのお知らせ

2013.09.27

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7月20日(土)のアニメ業界セミナーには、『劇場版ドラえもん』の作画監督であり、アニメーターとしても超ベテランの富永貞義氏が、シンエイ動画株式会社からお越しくださいました。
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富永氏は、藤子不二雄の藤本弘氏にセンスと実力を買われ、主に藤本作品のキャラクターを数多く手がけてきました。それが『オバケのQ太郎』『エスパー魔美』といった作品群です。企画書づくりから彩色、背景まで、番組制作の過程を、実際の資料を使って解説。

「長く続ける秘けつは、『好きこそものの上手なれ』です。私は藤本氏のキャラクターが、本当に大好きなんです」としみじみ語る富永氏の言葉には、キャラクターへの愛が感じられます。それが学生にもよく伝わったのか、いずれの学生も真剣な表情でのめり込んでいました。

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シンエイ動画株式会社 アニメーター
富永 貞義氏

止まっているものが動くのは楽しい!
大事なのは「好き」という気持ち

「昔は油絵や彫刻をやるのが夢でした。結局それは難しいという現実に気付くわけですが、そこで偶然アニメと出会った。止まっているものが動く楽しさに魅せられました。皆さん、時間の許す限り模写をしてください。朝起きてすぐ、きれいなマルを書くトレーニングをするのもおすすめです。でも一番大事なのは、『好き』という気持ちなんですよ」。

 

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シンエイ動画株式会社
神戸電子専門学校 デジタルアニメ学科(アニメーター、デジタルペイント育成の学科)の紹介ページ
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