【業界セミナーレポート】大手広告代理店 電通西日本と受賞歴多数のイラストレーターによるグラフィックデザイン業界セミナーを開催!

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「自分の考えをプラスして提案できる人になろう!」
アイデアを武器に活躍するお二人のもとでワークショップを開催。

2014/7/27(日)、北野館地下1階のホワイエにてグラフィックデザイン業界セミナーが開催されました。「アイデアを考える仕事」をテーマにお話しくださったのは、コピーライターでもありCMプランナーでもある株式会社電通西日本の湯治健富氏と、数々の受賞歴を持つイラストレーターの山崎秀昭氏です。

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神戸マラソンのポスターを共に手掛けたというお二人は、「クライアントから言われたことをそのまま返すのではなく、自分の考えをプラスして提案するのが、アイデアを考える仕事の醍醐味」と口を揃えます。「ランナーのイラストをあと2~3人増やしてほしい」という湯治氏の依頼に、山崎氏は100人増やして提案したというエピソードも。結果的に賑やかさが伝わるポスターとなり、クライアントにも喜ばれたのだそう。

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ほかにも、湯治氏がこれまで手掛けてきた広告やCMを例に挙げて、クライアントからの依頼に対しどのようにアイデアを考えていくのか、インパクトを与える様々な手法もご紹介いただきました。「我々の仕事は良くも悪くも反応を得ることが一番大事」と湯治氏。時には見た人からクレームが来ることを覚悟のうえで、過激な提案をすることもあるのだそう。動物を擬人化したり、ダジャレを盛り込むのもテクニックの一つだと言います。

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セミナー後半では教えていただいたアイデア発想法をもとに、ミント神戸の夏のバーゲン広告を考えるワークショップを開催。4つの斑に分かれた学生たちからはユニークな案が多数発表されました。それに対し「こうするともっと良くなるのでは?」とお二人から新たなアイデアが出される場面もあり、その発想力に学生たちは感心しきりの様子でした。
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【セミナー終了後にお二人にインタビュー】
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この仕事に向いている人は、協調性のある人。
向いていない人は、自分で考えない人。

株式会社電通西日本 神戸支社
コピーライター/CMプランナー
湯治健富氏
(写真:左)

この仕事に向かない人とは、自分で考えない人です。ワークショップでは単にポスターのビジュアルを考えるだけでなく、そこから別の企画へと発展させていく発想を持った学生さんもいて、みんな「自分で考える」ということをしっかりやっているなという印象でした。逆に、この仕事に向いている人とは、協調性のある人です。この仕事は1人ではできません。自分のアイデアを形にするにはいろんな人の協力が必要です。また、自分の持っている知識や情報だけで足りない部分は、他の人に補ってもらえばよいのです。協調性をしっかり持って、失敗を恐れずどんどんチャレンジしてほしいと思います。

 

「あの人は、これをやらせたらスゴイ!」
と思わせる得意分野を見つけて、伸ばそう。

the rocket gold star
イラストレーター
山崎秀昭氏(写真:右)

人に言われたことだけをやっていると、発想力は衰えます。ですから、私は仕事とは別に、2コマ漫画を毎週3つつくってホームページにアップするということを欠かさずやっています。そうすると頭を柔らかくするトレーニングにもなるし、来た仕事に自分なりのアイデアをプラスして返すときも、過去につくった2コマ漫画の発想が役に立ったりするのです。得意・不得意は誰にでもありますが、自分らしさを活かすには絶対に得意分野を伸ばしたほうがいい。学生時代にそれを発見するとよいのではないでしょうか。

 

【関連リンク】
電通西日本
the rocket gold star
神戸電子専門学校 グラフィックデザイン学科
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