“Digital Works 2014-2015(成果発表会)”開催!【インダストリアルデザイン学科】

2015.04.12

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作品のアイデアやモデリング技術など
工夫を凝らしたプレゼンテーションやモックアップ展示でアピール!

2015/2/12(木)インダストリアルデザイン学科の1・2年生による後期成果発表会が開催されました。後期の制作課題は、マウスやのこぎりグリップ、3Dプリントアクセサリー、ルアー、ミニ四駆などの課題に加え、段ボールや四万十のヒノキ、皮革といった様々な素材を用いた商品開発課題など、バリエーションに富んだ内容。各自が自信作をプレゼンテーションし、会場内にはモックアップ作品がずらりと展示されました。

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ものづくりのプロからも高い評価

今年は、制作課題や素材を提供してくださっている、本校卒業生を含む企業の方をゲスト審査員としてお招きし、直接作品の評価や貴重なアドバイスをいただくことができました。

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<ゲスト審査員からのコメント>
・斬新な発想やアイデアを盛り込んだ作品の数々に驚かされました。これからは現場を訪れ直接話を聞いたり、全国の展示会にも積極的に足を運ぶなど、幅広い視野を持って情報収集に励んでください。
・創意工夫にあふれたプレゼンが多く、楽しい時間を過ごさせてもらいました。まずは楽しみながらどんどん作っていってください。その中で誰にどのように使って欲しいのか、自分がどう喜びたいのかを考え、ものづくりに取り組んでもらえればと思います。
・今日のプレゼンを拝見して、神戸電子で学んだかつての日々が懐かしく思い出すと同時に、私たちの頃にはなかった楽しい課題や完成度の高いモックアップにとても刺激を受けました。今後もますますスキルを磨き、将来へ向けてレベルアップを目指してください。

プレゼン終了後の会場内には、展示作品を手に取って出来栄えを確認したり、審査員に作品をアピールする学生の姿や、ミニ四駆のテスト走行で盛り上がる場面も。例年以上にクオリティの高い作品とプレゼンテーションが出揃った中、最優秀賞と審査員特別賞のW受賞を果たしたのは、段ボール素材のユニークな花器を制作した1年生の竹本将星さん。考え抜かれたアイデアとプレゼンテーションにたいへん高い評価が寄せられました。

<受賞者インタビュー>

051くるりと回すと段ボールがフルーツのカタチになる新しい花器。試行錯誤の末に完成した自信作です

RINKAKU (リンカク)
最優秀賞
審査員特別賞
竹本 将星 さん 1年
鳥取県 米子工業高等学校出身

 
今まではデータの中でモデリングしていましたが、今回は素材となる段ボール紙でモデルを作ったり、広げてみたりいろいろな試行錯誤を繰り返し、自分でも納得できる作品になりました。段ボール紙から切り出すパーツがA4サイズの中に効率的におさまるようにとの先生アドバイスも有難かったです。

052のコピー
ヒーターと手袋を組み込んだマウスで

冬のつらい PC 作業を心地よく

Hokatte (ホカッテ)
優秀賞
中尾 樹 さん 1年
兵庫県 播磨南高等学校出身

 
 
 
冬の寒い日にマウスで作業していると手がかじかんでつらい、という経験から冬でもホカホカ暖かいマウスを思いつきました。Hokatteは内蔵されたヒーターで発熱し、手袋をかぶせて保温し心地よく冬のPC作業ができるのが特長です。アイデアはすぐ思いついたのですが、角ばったマウスに丸みを持たせるのに苦労しました。

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初めてのレザークラフトで

“ 自分が使いたい+作れる名刺入れ ”に挑戦

Squwear ( スクウェア )
優秀賞
徳永 篤彦 さん 2年
兵庫県出身

 
 
これから社会人になるときに必要な名刺というモノ。使いたい&作れる名刺という視点で革名刺ケース「Squwear」にたどり着きました。レザークラフトは今回が初めての体験だったので、サイズの設定違いで名刺が上手く収納できなかったり、ボタンホックに苦労したりと失敗から学ぶことも多かったですね。

 
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