【Digital Worksレポート】インダストリアルデザイン学科の学生成果発表会が開催されました。

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2019/2/7(木)、インダストリアルデザイン学科1・2年生による2018年度学生成果発表会が開催されました。

学びの成果を活かした作品を
全力でアピールしたプレゼンテーション。

会場には全員の後期の課題作品が所狭しと展示され、その中から各自の自信作をプレゼンテーション。教員たちが見守る中、一人ずつスライドを使いながら作品のコンセプトや特長、使い方、制作中に改良した点、全体における反省点などを述べました。

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作品は、制作課題とされたドライバーやステープラ(ホッチキス)、家具や照明器具、ホビー製品などを題材に、ユニークなアイデアを盛り込んで作り上げられており、アピールするポイントをより印象的に伝えるため、プレゼンテーションも随所に工夫が見られました。

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全員のプレゼンテーションの後には、学生による人気投票のため、会場に展示された個性あふれる作品が並ぶ中を、気になる作品の発表者に質問したりして、真剣な表情で各自審査していました。

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教員による審査内容は「プレゼン資料の仕上がり」「聞き手から共感を得られる内容か」「説明する力」「完成品にコンセプトのイメージが表現されているか」「考察の工程が表現されているか」などが対象となります。
難航した審査の結果、最優秀賞と人気投票賞のダブル受賞が2年生の鷲尾 翼さん、2年生の優秀賞は齋藤 優希さん、1年生の優秀賞に岡本真和さんが選ばれました。昨年は、最優秀賞・優秀賞を女子学生が独占し、年間通じて女性の活躍が目立っていましたが、今年は男性陣が奮起。念願であった初受賞を果たした2年生たちは満面の笑顔で喜びを表現してくれました。
また、今年は予定されていた6つの賞以外にも、3名の学生に特別賞が贈られました。

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最後に、教員から「この結果はプレゼンテーション、作品の仕上がり、年間の取り組みを見て評価したもの。入学時から成長した姿を素晴らしい作品という形にしてくれました。仕上がりにはそれまでの取り組みがにじみ出ます。今後も、何かうまくいかない時があっても努力を続けてください」といった講評がありました。

外観がスマートで使いやすいというアイデアを、
形にする中で学んだことが多かったです。

【最優秀賞】
鷲尾 翼さん 2年
飾磨高等学校出身/兵庫県

20190207_ID03最優秀賞と人気投票賞をいただけて、とてもうれしいです。課題のステープラは、使わずに閉じてあることが多いので、デスクやテーブルなどに置くときにスマートで印象的なデザインにならないかと考えました。芯の交換時に大きく開くことができること、保管時に立つ状態で置けることの両方を実現するには工夫が必要で苦労しました。デザインのアイデアをまとめて、3次元CADを使いパソコンでモデリング。それから材料などを考えて加工データを出し、切削加工で作り上げました。プレゼンテーションは、これまでで一番いい出来でした。先生からデザインについていただいたアドバイスのおかげで、理想としていた作品に近づけることができました。今回の受賞が自信になりましたので、内定しているプラントの設計に携わる仕事においても、学んできたことを活かして取り組んでいきたいです。

短時間で集中して仕上げたプレゼンが
うまくできたことは、自信になりました。

【優秀賞】
齋藤 優希さん 2年
八鹿高等学校出身/兵庫県

20190207_ID04作品をデザインする作業にとても時間がかかりました。学校で居残りをしたり、先生にも協力いただいて完成にこぎつけた作品だったので、賞をいただけたことはとてもうれしかったです。照明器具は、一般的に電球が外に出ているものが多いので、私は電球を隠したいと思いました。そこで他と差別化をして、明るさを落とさずにデスクなどのスタンドライトとしても使える照明器具をめざしました。プレゼンテーションの内容も時間のない中で考えて発表しましたが、思った以上にうまくできて良かったです。これまで学んできたCADを使って実際に作品を完成させることができ、評価もいただけたので、大きな自信になりました。また、製作を通して機械設計の図面を描くことが自分に向いていると気づきました。機械設計の仕事に就くことが決まっていますが、努力すればできると信じて取り組んでいきたいです。

得意なデザインで高評価をいただけて、
進んだ道が正しかったと実感できました。

【優秀賞】
岡本 真和さん 1年
大阪府出身

20190207_ID05発表された作品に魅力的なものが多く、賞をとれるとは思っていませんでした。課題の女性向けという部分を作品にどう反映させるかをかなり考えました。キノコの形をしたドライバーを、コケに覆われたような半円形の磁力を持つケースに収納し、ケース裏面には付け替え用の先端を磁力で付着させ、手軽に取り出せるように設計しました。ドライバーを積極的に使わない女性に買う選択をしてもらえるデザインをと考え、スマートな収納と、かわいらしい外観をめざしました。使うときには持ちやすく回しやすい丸みを帯びた形にこだわりました。それを形状にするときに「キノコ」のアイデアにたどりつきました。プレゼンテーションで話したいことが多すぎて時間が足りなくなったことは反省点ですが、得意なことで評価をいただけたので大きな自信になりました。この道を歩んで間違いがなかったと実感できました。

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【プロダクトデザイン賞】
五島 まどかさん 2年 兵庫県立 神戸甲北高等学校出身/兵庫県(後列右から2番目)

【機械設計賞】
石川 峻良さん 2年 自由ヶ丘高等学校出身/兵庫県(前列左端)

【3次元CAD賞】
荒木 直毅さん 2年 神戸村野工業高等学校出身/兵庫県(前列左から2番目)

【モックアップ賞】
小谷 拓靖さん 2年 兵庫県立 赤穂高等学校出身/兵庫県(後列左から2番目)

【特別賞】
柴田 莉寿さん 2年 兵庫県立 姫路工業高等学校出身/兵庫県(後列右端)
住吉 彩さん  1年 兵庫県出身(後列中央)
梶間 裕吾さん 1年 島根県出身(後列左端)