トライやる・ウィークの受け入れ(神戸市立太山寺中学校)~専門学校日本語学科で授業のアシスタント、大学院で国際交流を体験~

学校からのお知らせ

2025.11.10


2025年10月20日(月)~10月24日(金)の5日間、神戸市立太山寺中学校からトライやる・ウィークを受け入れました。

「トライやる・ウイーク」とは

兵庫県内の中学2年生を対象として、1998年度から実施されている職場体験です。1週間の職場体験などを通して「生きる力」を育む・社会人の一員として行動することを目的に実施をしています。
今年は神戸市立太山寺中学校から参加してもらいました。

オリエンテーション、学校・広報業務について学習

初日はオリエンテーションを実施。
学校紹介や広報業務の説明を受けた後、神戸電子専門学校の各校舎を見学しました。
午後からは日本語学科へ移動し、留学生への授業アシスタントや教材準備など、日本語教育に関わる実際の業務を体験しました。

日本語学科で授業のアシスタントを体験。交流による多文化理解も。

日本語学科では、さまざまな国籍の留学生が日本語を学んでいます。
中学生たちは授業補助のほか、テスト採点や教室整備など、先生方のサポートを行いました。
積極的に声をかけたり質問したりと、留学生との会話もどんどん弾み、教える側・学ぶ側の垣根を越えた温かな交流が生まれました。

大学院見学・記事用写真撮影

3日目には、併設の神戸情報大学院大学を訪問。
大学院生による授業を見学し、
留学生との交流や広報記事作成のための撮影を行いました。

今回のトライやるウィークに参加された、みなさんの感想(抜粋)

10/20(月)

  • 今日は留学生の人たちに、簡単な自己紹介をして、少しだけでも雰囲気の良さがわかりました。明日からがとても楽しみです
  • 最初は緊張して教えられるかなーとおもったけど、学生の皆さんとても優しく、あいさつしてくれたり話しかけてくれて緊張がほぐれました。ただ仕事はやっぱり大変でした。

10/21(火)

  • 2回目だからより緊張せずに話せてよかったです。話し合うときに聞き取りにくい言葉があったので、
    国による言葉のなまりがあるんだと知った。
  • 皆さんと一緒に学べたものの教えるのは意外と大変だと思いました。でも皆優しく面白くて、よく話をしてくれる人が多かったです。

10/22(水)

  • 今日は三日目で留学生とも話し合いをして、日本語がうまい人もいて驚きました。カメラマンも出来てとても良い経験ができました。
  • カメラを使えたのがうれしかった。ヨルダンの人と話したりダンスも出来たのが良かった
  • 初めて神戸情報大学院大学に行き、神戸電子専門学校との雰囲気の違いに驚いた。授業にも慣れてきたのであと2日がんばりたい。

10/23(木)

  • 初級クラスを担当。日本語を教えるのは難しいなと思いました。
  • 留学生のテストまるつけを行った。話すことにも慣れてきた。明日はテストなのでしっかり話します。

10/24(金)

  • この5日間留学生とたくさん喋れてうれしかったし、教えられるか不安だったけど、やってみたら安心して教えられて、この教室で良かったなーとおもいました。この5日間本当にいい日々でした。
  • 5日間体験をして留学生と色々なことについて話したり、絆が深められたりしたような気がしました。授業の手伝いや裏方の仕事などで先生の裏方の大変さを知れてよかったです。

今回のトライやる・ウィークを通して、参加した皆さんは「教えることの難しさ」や「異文化理解の大切さ」を体験的に学んでくれました。
そして、受け入れた私たちや日本語学科の留学生にとっても、新たな発見と刺激をもらえる貴重な時間となりました。

短い期間ではありましたが、この経験が皆さんのこれからの学びや将来に少しでもつながっていくことを願っています。
またいつでも神戸電子専門学校に遊びに来てくださいね。
5日間、本当にお疲れさまでした!