君たちの“一生懸命”を伝えよう！～『龍が如く』総合監督・セガの名越氏が熱く語った！
2013/8/3（土）、に開催したゲーム業界セミナーには、「龍が如く」シリーズの総合監督である株式会社セガの名越稔洋氏がお越しくださいました。
名越氏は、本校の業界セミナーで毎年お越しいただいている 、学生からも人気の高いトップクリエイターです。また、最新の「龍が如く5」はシリーズ最大のヒットに。「私は大人をひきつけたくてこのシリーズをつくってきた。チームの結束力も回を重ねるごとに強まった。さらなる続編が生まれる可能性はある」と、同シリーズへ込めた思いを語る名越氏。
セミナーは、名越氏が業界に入ったきっかけや仕事を行うことで注力することなどから始まり、特に仕事においての「答え合わせ」は重要であることを語っていました。また、採用したい人材のお話の中では、「平均点が65点前後の人物よりも、点数の低い科目は何科目かあるものの、1つの科目が95点以上あるような学生はやはり気になりますね。会社に入って100点以上突き抜ける可能性もありますからね」と特化した能力を持っている学生は気になるとのことでした。
学生に対してのアドバイスのお話においては、「自分はゲームが好きで、ゲームに一生をかける覚悟がある、というくらいの一生懸命さを面接で訴えてほしい。入社後はやはりコミュニケーション力を重視します。例えば、分からないことは『分からない』とはっきりいう。難しいことではないはずですよ」と真摯に語りかけました
セミナー終了後、名越氏は楽屋に質問に来た学生に対し、親身になってアドバイスをくださり、学生たちのモチベーションも大幅に向上したようです。
■楽屋でインタビュー
株式会社セガ 取締役CCO 名越 稔洋氏
チームワークとメンタルと丁寧さ、これが私たちの仕事の基本
私がセミナーでいつも強調するのは、この仕事に絶対的に必要なのは『チームワーク』と『メンタル』（好きという強い気持ち、高いモチベーション）であるということ。ケータイのコミュニケーションで人同士の関係が希薄になった今だからなおさら。それから、履歴書を丁寧な間違いのない字で書くこと、これもよくいいます。小さなミスが大変な問題につながりますからね。意外とそんな面で注意力の有無が見られている。手間をかけることで、本気度も伝わります。
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