私たちの便利で快適な暮らしは、さまざまな「制御」によって支えられています。例えば、部屋の照明スイッチ、家電のリモコン、AIスピーカー、ロボット掃除機など、身の回りにある多くのものが「制御」の技術で動いています。この記事では、そんな「制御」を専門とするハードウェアエンジニアの仕事内容、そしてその仕事を目指せる本校の学びについてご紹介します。
「ハードウェア」とは、コンピュータなどのシステムにおいて、機械、装置、設備、部品といった物理的な構成要素を指します。「ソフトウェア」との対比語であり、単に「ハード」とも呼ばれます。(参考:ハードウェア – Wikipedia)
ハードウェアエンジニアは、上記のハードウェアを設計、開発、テスト、製造する技術者です。ハードウェアの設計から始まり、回路図や基板の設計、動作確認や改良を行います。
身の回りの家電製品の開発をはじめ、工場で活躍する産業用ロボットのメンテナンスなど、その業務は多岐にわたります。
ハードウェアエンジニアの職種
ハードウェアエンジニアには、多くの職種があります。ですので、代表的な職種をいくつかご紹介します。
組み込みエンジニア
組み込みエンジニアは、日常的に使われるあらゆる電子機器の「頭脳」を作り上げる専門職です。これらの製品に必要なソフトウェアを開発したり、ハードウェアとソフトウェアを組み合わせてシステム全体を設計したりします。
フィールドエンジニア
フィールドエンジニアとは、顧客の現場や現地で技術的なサポートやサービスを提供するエンジニアのことです。主に製品やシステムのインストール、保守、修理、トラブルシューティングを担当します。現場で直接お客様とやり取りをしながら、問題を解決する仕事です。
カスタマーエンジニア
カスタマーエンジニアとは、主に技術的なサポートやサービスを提供するエンジニアのことです。使用している製品やシステムの問題を解決するために、トラブルシューティング、修理、メンテナンス、インストールなどを行います。フィールドエンジニアと仕事の内容が似ています。しかし、カスタマーエンジニアは必ずしも現場に出向く必要はありません。電話やリモートでのサポートを行うこともあります。
ハードウェアエンジニアを目指せる、神戸電子専門学校の学科
情報工学科 ロボット制御コース
神戸電子専門学校は、ハードウェアエンジニアを目指せる学科として、情報工学科 ロボット制御コースがあります。このコースは、ロボット制御を通じて、メカニズムや制御の方法などを学びます。
スマート化の流れが加速する現代において、さまざまな作業を自動化し、効率や生産性の向上を実現する産業用ロボットへの注目が高まっています。そんな時代が求める先進技術を学ぶことで、多様なハードウェアエンジニアを目指せます。
関連リンク:ロボットの設計技術者を目指せる専門学校 | 神戸電子専門学校
神戸電子専門学校で学ぶメリット
少人数制の授業と、個性を大切にした指導
神戸電子では次のことを徹底しています。
- 少人数制の授業
- 一人ひとりの適性や目標に合わせた指導
業界から認められた教育のプロフェッショナルが、学生一人ひとりのレベルに合わせた丁寧な授業を行うことで、全員を高い実践力を持ったエンジニアへと育て上げます。
ゼロから学び、2年間でエンジニアとして就職できる!
「普通科や文系出身だから心配…」という方もご安心ください。ロボット制御コースでは、楽しみながらロボットに目的の動作をさせることができます。工場で作業する産業用ロボットや二足歩行ロボット、お掃除ロボットなど、各関節のモーター制御を組み合わせることで、ハードウェアエンジニアに必要な要素をしっかりと身につけられます。実践を通して、ハードウェア・ソフトウェアに関するスキルを磨きます。
67年の伝統が生む高い就職実績
神戸電子専門学校は1958年に、日本初のコンピュータの教育機関として設立されました。その原点が、情報工学科とも言えます。多くの優秀な人材を輩出してきた実績が業界から評価されており、多くの企業からの信頼が、安定した就職実績につながっています。
まとめ
ハードウェアエンジニアは、私たちの生活や社会の発展に必要不可欠な存在です。それだけに高い技術力と実践力が求められますが、自分の想像した通りにモノを創り出し、人の役に立てる、非常にやりがいのある仕事と言えるでしょう。
オープンキャンパスに行って、ハードウェアエンジニアの仕事を体験してみよう!
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