【共創教育】吉本興業×神戸電子 特別ゼミレポート その2

2021/7/2、よしもと芸人による特別ゼミ「漫才の作り方」第三回を開催しました。初の対面授業となる今回は、今までの授業で作り上げた漫才を目の前にいる全員に向けて披露する晴れの舞台で、このゼミの集大成ともいえます。

いよいよ本番、プロの前で漫才を披露!

チームで何度もコミュニケーションをとってきた学生たちは「自分から話しかけられるようになった」「友人からリアクションを褒められた」など、授業当初よりも自信が持てるようになったものの、いざ対面で大勢の人、大きな舞台を目の当たりにし、緊張の色を隠せません。

授業はお手本として講師のよしもと芸人さんによる漫才からスタート。プロならではの言葉や動き、全てにおいて圧巻のステージを見た学生たち。緊張がどんどん高まります。


圧巻のプロのお笑いステージ

舞台裏では、ネタのメモを見返す、落ち着かない様子で立ち歩く、コンビ同士で励ましあうなど、さまざまな表情を見せる学生たち。先生が「落ち着いて。頑張って。」と声をかけるシーンもありました。



舞台裏で緊張しながら出番を待つ学生たち。

いよいよ出番です。やるしかありません。緊張しながらステージに上がります。


本番に臨む学生たち。

ネタが飛ぶ、無言の間が生まれるなど、一発勝負ならではのトラブルもありましたが、全員が見事に漫才を披露し、しっかり笑いを取ることができました。出場を終えた学生たちの表情は安堵と達成感、自信に満ち溢れていました。

今回の経験が就職活動や日常生活の役に立つ!?

発表後の講評では、
「話していない側のリアクションも大事。相手の話したことを聞いている、と伝わることは就職活動の面接や日常生活においてもコミュニケーションの基本となる。」
「アドリブ力をつけること。話す内容を忘れたときの鉄板の返しを身に着けておくとうよい。就職活動において面接使える技。」
「身振り手振りの動きを付けた会話は伝わりやすい。これからの時代は言葉の伝わらない海外の人とコミュニケーションをとる機会が増える。その時にジェスチャーは必須。」
など、就職活動や日常生活にも役立つアドバイスがたくさんあり、みんな真剣に聞き入っていました。


よしもと芸人による講評



みんなで記念撮影

全3回の授業を終えた学生のリアルな想いとは・・・

はじめは「なぜ授業で漫才を学ぶのか」と消極的な姿勢だった学生たちですが、プロの技術を教わりながら漫才のネタを作っていくうち、ただ面白くなることだけでなく、“相手に伝える”ということを考えるようになりました。伝わる漫才にするため、ネタの構成を何度も組み直し、対面で会えないチームのコミュニケーションを取るためにオンラインや電話も駆使し、話し合いを繰り返して一つのネタを作り上げ、見事、全員の前で披露するまでに至りました。

ネタ作りそのものだけでなく、チーム内でのコミュニケーションに難しさを感じる学生も多かったのですが、感覚の違いを乗り越え、お互いの距離を縮め、今日の発表に臨むことができました。漫才はコミュニケーションに繋がっているという感想もありました。

発表後には対面で伝えることの難しさを実感したという声が多く上がりました。芸人さんからのアドバイスにより、動きやリアクションなど、オンラインでは見えていなかったことが、対面で相手に伝えるためのコツであると身をもって実感したようです。きっと今後のコミュニケーションに生きてくることと思います。

また「意外と人前で話すことが好きかもしれないと気付いた」「当初は人前で話すのが恥ずかしかったけれど今回の発表で度胸がついたことに気づいた」「就職で話せるエピソードができた」「相手の心をつかむことを意識して話すようになった」「いつも大人しい子が全力でネタをやっていて、新しい一面を知ることができた」など、自分だけでなく他人の新しい一面も発見でき、ステップアップに繋がる多くの気づきも得たようです。

学生たちにとって、今回の特別ゼミは苦労も多かったと思いますが、お笑いを「共に」「創る」中で、「チーム内でのコミュニケーション」と「人に伝わるコミュニケーション」の「ちから」を実践しながら学べる機会であり、私たちに大きく成長した姿を見せてくれました。

次回のレポートは講師を務めたよしもと芸人さん、学生の指導にもあたった前田先生へのインタビューです。


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