「このカフェ、なんだか落ち着くな」「このお店、つい奥まで見て回っちゃう」
そんなふうに感じたことはありませんか?実は、居心地のよさや使いやすさには理由があります。インテリアデザインは、家具を選ぶだけではなく、人が快適に過ごせる「空間」を考える仕事です。
この記事では、身近なカフェやお店の裏側をのぞきながら、インテリアに関わる「代表的な仕事」や「向いている人の特徴」についてわかりやすく紹介します。
目次
快適な空間はどう作られる?家・カフェ・お店のデザインの裏側
私たちが普段過ごしている家や、何気なく利用しているカフェやショップ。そこには、使う人が快適に過ごせるように、プロの目線でさまざまな工夫が仕掛けられています。
では、実際にどのようなことが考えられているのでしょうか?身近な場所を例に見てみましょう。
【家】家族みんなが暮らしやすい「間取りと動線」
毎日過ごす家を快適なものにするには、「おしゃれに見えるか(デザイン性)」だけでなく、「毎日使いやすいか(機能性)」まで考えることがポイントです。
実際に家で生活する人の動きを想像し、次のような工夫を取り入れることが大切です。
- 朝の準備で家族同士がぶつからない洗面所の配置
- 料理・洗濯・掃除がしやすい家事動線(人が移動するルート)
- 日当たりや風通しを考えた窓の位置
- ソファやテーブルを置いても歩きやすい広さ
- 物を片付けやすい収納

【カフェ】 「また来たい」と思わせる居心地の良い空間づくり
おしゃれなカフェで「なんだかすごく落ち着くな…」と感じたことはありませんか?実はその居心地の良さも偶然ではなく、プロによる計算されたものです。
お客様がくつろげる空間を作るのはもちろん、裏側で働くスタッフの「働きやすさ」まで考えて空間全体を設計することが、カフェづくりの大きなポイントになります。
たとえば、お店づくりには次のような目線が欠かせません。
- 長時間座っていても落ち着ける席の配置(レイアウト)
- 写真を撮りたくなる内装(SNS映え)
- 明るすぎず暗すぎないライト(照明)
- お店の雰囲気に合った家具や観葉植物(空間演出)
- スタッフが動きやすい通路(作業動線)

【ショップ】思わず入りたくなるお店はどう作られる?
街を歩いていて「なんとなく入ってみたい」と思ったお店はありませんか?ショップにも、「入りやすい」「商品を見やすい」「買い物しやすい」と感じてもらえるような工夫があります。
たとえば、お店には次のような工夫が隠されています!
- 外から店内の様子が見えやすい入口
- 商品を手に取りやすい棚の高さ
- 自然と店内を回れるレイアウト(置き方)
- 商品がきれいに見える照明
- ブランドの世界観が伝わる色や素材

このように、インテリアデザインでは、その場所を誰が使うのか、何のために使うのかを考えた空間づくりが大切なのです。
インテリアに関わる代表的な仕事・職種4選
インテリアデザインの知識を活かせる仕事は、「部屋をおしゃれにする」だけではありません。カフェやお店の空間を丸ごとプロデュースしたり、パソコンを使って設計図やCGを作ったりと、実はさまざまな活躍の場があります。
ここでは、代表的な4つの職種をわかりやすく紹介します!
1.【インテリアデザイナー】空間全体をゼロからプロデュース!
インテリアデザイナーは、家やカフェ、ショップ、オフィスなどの空間全体をデザインする仕事です。使う人や目的に合わせて、家具の配置や色、照明などをトータルで考えます。見た目のカッコよさだけでなく、「使いやすさ」や「居心地の良さ」までデザインするのが特徴です。
こんな人に向いている!
- 自分の部屋の模様替えや、家具の配置を考えるのが好き
- カフェや雑貨屋に行くと「このインテリア素敵!」とワクワクする
- 「どうすればもっと使いやすくなるかな?」と工夫するのが得意
やりがいを感じる瞬間
- 自分の頭の中にあったアイデアが、実際の空間として完成したとき
- 自分のデザインしたお店が、街の話題になったとき
- たくさんのお客様で賑わい、笑顔で過ごしている様子を直接見ることができたとき

2.【インテリアコーディネーター】家具や小物で理想の部屋を叶える!
インテリアコーディネーターは、家具やカーテン、照明、小物などを選び、部屋全体を魅力的にコーディネートする仕事です。「明るく開放的な部屋にしたい」「落ち着いて過ごせる部屋にしたい」など、お客様の希望を聞きながら、家具や色、素材などを提案します。
お客様の「こんな部屋にしたい」というフワッとしたイメージを、プロの知識で具体的な形にするのが役割です。
こんな人に向いている!
- 友達の相談に乗ったり、人の話を聞いたりするのが得意
- 人を喜ばせるサプライズや、相手の希望を叶えるのが好き
- 雑貨屋さんや家具屋さんで、おしゃれなアイテムを探すのが好き
やりがいを感じる瞬間
- お客様から「まさにこんな部屋にしたかった!」と笑顔で喜んでもらえたとき
- 自分が選んだ家具やカーテンがぴったりハマり、理想の空間が完成したとき
- 自分の提案で、お客様の毎日の暮らしがもっと楽しく、豊かになったと感じたとき

3.【店舗デザイナー(ショップデザイナー)】人気のお店を仕掛ける!
店舗デザイナーは、カフェやレストラン、アパレルショップなど「お店(商業施設)」の空間デザインに特化した仕事です。「入りやすいお店にするにはどうすればいい?」「商品をきれいに見せるには?」などを考えながら、店内のレイアウトや家具を決めます。
ただおしゃれな雰囲気を作るだけでなく、お客様が過ごしやすく、商品を見やすい「計算された空間づくり」をするのが重要な役割です。
こんな人に向いている!
- カフェや洋服屋さんに行くと「このお店の雰囲気、好きだな」と観察してしまう
- 「こうしたらもっと良くなるのに!」とアイデアを出すのが好き
- 流行のものや新しいスポットをチェックするのが好き
やりがいを感じる瞬間
- 自分がデザインしたお店がオープンして、お客様で賑わっているのを見たとき
- SNSで「このお店おしゃれで最高!」と話題になっているのを発見したとき
- お店のオーナーから「デザインを変えたらお客様が増えた!」と感謝されたとき

4.【CADオペレーター】ツールで設計図を作る!
CAD(キャド)オペレーターは、専用のソフトを使ってパソコン上で正確な「図面(設計図)」を作成する仕事です。インテリアデザイナーや建築士が考えたアイデアをもとに、部屋の大きさや家具の位置などを正確な図面にします。
ゼロからデザインを考える仕事とは少し違いますが、「頭の中のアイデア」を「実際の空間」にするために欠かせない重要な縁の下の力持ちです。
こんな人に向いている!
- パソコンを使った作業や、画像・動画編集などのデジタルツールが好き
- 細かい作業をコツコツと進めたり、一つのことに没頭したりするのが得意
やりがいを感じる瞬間
- 自分がパソコンで引いた図面が、実際の大きな空間として完成したのを見たとき
- 専門的なソフトを使いこなし、プロの技術が身についていると実感できたとき
- デザイナーや建築士から「正確な図面のおかげで形になったよ!」と頼りにされたとき

自分にもできる?インテリアに関わる仕事に向いている人の特徴3選
ここまで、インテリアの具体的な仕事内容と、それぞれの職種に「向いている人」を紹介してきました。これらを読んで、「絵が下手だけど大丈夫かな…」「おしゃれな人じゃないとできないの?」と不安になった人もいるかもしれません。
でも安心してください!もちろん、デザインの仕事なのでセンスは役立ちますが、それだけが大切なわけではありません。
ここでは、インテリアに関わる仕事に向いている人の特徴を3つ紹介します。
もし日常のなかで1つでも当てはまるものがあれば、あなたにもインテリアの仕事を楽しむ素質が十分にあります!
1.部屋の模様替えやカフェの雰囲気が好きな人
例えば下記に当てはまる方はいませんか?
- 自分の部屋の家具の配置を考えるのが好き
- カフェや雑貨屋さんに行くと「このインテリアかわいい!」とワクワクする
特別な才能がなくても「おしゃれな空間が好き」「居心地のよい場所を作りたい」という好奇心が、仕事への立派な適性になります。普段から「なぜこのカフェは落ち着くんだろう?」と考えてみることも第一歩です。

2.人を喜ばせるのが好き・人の話を聞くのが得意な人
次に下記に当てはまる方はいませんか?
- 友達の相談に乗るのが得意
- サプライズしたり、相手の希望を叶えるのが楽しい
インテリアの仕事は、自分の好みではなく、お客様の理想をヒアリングし、プロ視点で空間として具現化することが最大の役割です。そのため、「人の喜ぶ顔が見たい」というホスピタリティ精神を持つ人は、現場で大いに力を発揮できるでしょう。

3.お絵かき・工作やパソコン操作が好きな人
最後に下記に当てはまる方はいませんか?
- 絵を描くことや工作、モノづくりが好き
- コツコツ作業をするのが苦にならない、何か一つのことに没頭できる
- パソコンやスマートフォンで動画・画像を編集するのが好き
インテリアの仕事では、頭の中で考えたアイデアを、図面やCGなどを使って形にします。
たとえば、CAD(設計図を作るソフト)を使って部屋の図面を作ったり、3DCGソフト(立体的な完成イメージを作るソフト)を使って、完成した空間をイメージしたりします。
「絵がすごく上手じゃないとダメ」というわけではありません。自分のアイデアをパソコンや道具を使って、形にすることが好きかどうかがポイントです。デジタルツールや細かな作業が好きな人は、CADオペレーターやパース(CG)職人として大活躍できます!

神戸電子では未来に残るモノづくりを学べます
インテリアデザインでは、デザインの知識だけでなく「考える」「形にする」「伝える」力も必要です。
神戸電子専門学校のインテリアデザインコースでは、家やお店などをテーマにした実践的な課題に取り組みながら、空間づくりに必要な知識や技術を学びます。
「実際にどんな授業をするの?」「どんな作品を作るの?」と気になった人は、オープンキャンパスで作品や授業の様子を見てみましょう!
本校の就職先の例
神戸電子専門学校では、インテリアや建築に関わるさまざまな企業への就職実績があります。インテリアデザインを学んだ経験は、建築設計や住宅、店舗など、さまざまな分野で活かすことができるのです!
- (株)隈研吾建築都市設計事務所
- 大和ハウス工業(株)
- (株)日建設計
- 大東建託(株)
- タマホーム(株) ほか多数

【まとめ】インテリアデザインを学ぶと、理想の家やお店を作れるようになる
家やカフェ、ショップなど、私たちが普段利用している空間には「もっと過ごしやすく」「もっと魅力的にする」ための工夫がたくさん詰まっています。
インテリアデザインを学ぶと、そうした空間づくりの考え方を基礎から学び、図面やCG、作品制作を通して自分のアイデアを形にする力を身につけられます。
「部屋の模様替えが好き」「カフェや雑貨屋さん巡りが好き」「自分で空間を作ってみたい」という人は、インテリアデザインの学びを楽しめるかもしれません。
そんなモノづくりに興味があるなら、インテリアデザインを進路の選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?きっと自分のセンスで人を喜ばせる空間づくりができるようになりますよ!
少しでも気になる人は、ぜひ神戸電子専門学校のインテリアデザインコースのオープンキャンパスにも参加してみてくださいね!
神戸電子専門学校 オウンドメディア編集担当 +プラスラボ編集部
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